岡山県真庭市 ラッキー!雪の皆ケ山
- 投稿者
-
西原 弘二
広島紙屋町店
- 日程
- 2021年02月10日 (水)~2021年02月10日 (水)
- メンバー
- 友人
- 天候
- 曇りのち晴れ
- コースタイム
- 駐車場(30分)皆ヶ山登山口(110分)二俣山山頂(50分)皆ヶ山山頂
皆ヶ山山頂(35分)二俣山山頂(110分)駐車場
- コース状況
- 最初はふかふかの雪・二俣山からはパウダー・下山はざくざくで土も露出
- 難易度
感想コメント
雪が少なく、スノーシューでどこに登るか迷いましたが、前日に雪が降った蒜山の西にある皆ケ山に登ってきました。
蒜山は知っていても、皆ケ山は知らない人が多いと思いますが、蒜山エリアではブナやミズナラが残っていて雰囲気の良い山。
皆ヶ山登山口は蒜山キャンプ場の奥にあるので、車は大山蒜山スカイラインの手前の駐車場にとめて出発。
駐車スペースこそ雪はありませんでしたが、先には雪があったので、最初からスノーシューを装着。
登山道に入り、最初こそゆるやかな道ですが、徐々に傾斜がきつくなります。
ここまではまだ序ノ口。小ピークを過ぎて、二俣山まではまあまあの急斜面。
二俣山から皆ヶ山への道はかなりの急登(T_T)
30度以上ありそうな斜面を登らなければなりません。
ここで体力・筋力ともに消耗してしまいました。
二俣山から皆ヶ山の縦走路は急斜面と雪庇に注意。
踏み抜かないように内側を慎重に歩き、ようやく皆ヶ山山頂に到着。
山頂はまずまず広いのですが、ここも南東斜面には大きな雪庇が張り出していて気をつけなければなりません。雪庇ができる山はとにかく風が強い。今回も風が強かったので、風が弱い場所まで戻ってから食事にしようかと考えましたが、目の前に見える大山、烏ヶ山がもう少しで雲が抜けそう。
抜けたら絶景かなと考え、ここでランチタイム。しばらく待ちましたが結局雲がかかったままでした。
山なんでよくあることです。でも、ここからの眺めはほんまに最高です。
急登を登ったかいがある眺めでした。
あとは下山ですが、これが一苦労。
急斜面の登りは雪がサラサラでなんとかなりましたが、天気が回復し、太陽が出てきたので雪が湿雪に。
湿雪で歩くと地面が露出する急斜面は歩きにくい。
友人のじいじは素早くスノーシューを外し下山。ベテランなのでアイゼンはつけなくても大丈夫でしたが、慣れない方はアイゼンを付けて下山するのがベター。
二俣山からの下山も雪が緩んでいて、積雪も少ないので、これまた歩きにくい。
雪山は登りよりも下山が難しいことがあらためて実感しました。
急斜面と標高差を考えると、雪山初心者にはおすすめできませんが、中級者以上ならきっと楽しい山ですよ。
降った雪も気温が高くなるとすぐに溶ける状況ですが、運よく新雪が降るとまだまだスノーシューで楽しめます。
事前に装備や服装を準備して、雪がある場所を狙って楽しんで下さいね。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。