高知県 仁淀川水系・中津川支流 北川川 キャニオニング
- 投稿者
-
戸田 竜也
アミュプラザみやざき・やま館店
- 日程
- 2022年06月30日 (木)~
- メンバー
- 高知大丸店 戸田
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 中津渓谷駐車場→(15分)雨竜の滝→(5分)竜宮淵→(10分)石柱→(15分)雨竜の滝→(10分)中津渓谷駐車場
- コース状況
- 珪質岩の岩盤に苔が付着しているところは、遊歩道上でも何ヶ所もあり、滑りやすく歩くのに気を遣いました。
沢の中も同様で、フェルトソールの方がよさそうです。
【気象】
沢としては標準的な水温で、外気温(33℃)が高かったこともあって沢の中で水を浴びてもそれほど気になりませんでした。
【服装】
トップ
・レインジャケット
・ネオプレーンベスト
・ユーレックス長袖Tシャツ
・250メリノウール長袖Tシャツ
・ドライナミック長袖
ボトム
・化繊ショートパンツ
・フラッドラッシュタイツ
・200メリノウールタイツ
・ドライナミックタイツ
感想コメント
急に暑くなり、梅雨も明けたのでもはや沢に行くしか四国では涼む方法はないかもれません。
そこで中津渓谷。
景勝地として有名で澄んだ清流とそばだつ岩壁が合わさった渓谷美が見事です。
キャニオニングツアーも行われています。
今回はそのルートをたどることを目的に行きました。
キャニオニングルートの情報がネットの写真くらいしかないので、とりあえず渓谷の遊歩道を歩いて探索することにしました。
まずは中津川の右俣にある雨竜の滝へ。
立派な滝ですが上流にある竜宮淵まで行ってもそれらしき景観が見当たりません。
続いて左俣の石柱へ。
顕著なゴルジュ地形となっており、どうもこちらの方のようです。
石柱からさらに上流に向かって車道を歩くと沢への降り口が見つかりました。
もう汗だくなのですぐに沢に浸かりました。
ゴルジュ部分を見ると、やや水が濁って透明度が低く泡が澱みに溜まっています。
写真の光景とのギャップが・・・
上流でなにかあったのでしょうか?
あまりの姿に萎えてしまい、左俣を下降するのは早々に諦めて再び雨竜の滝に向かいました。
雨竜の滝のちょうどすぐ上流が竜宮淵だったので、行ったときに滝の落ち口をチェックしたら、下降支点を木で取れそうでした。せめて雨竜の滝を下降してキャニオニングっぽいことをしたい!
下降支点となる木は右岸にあり、かなり落ち口に近く、しかも流れの中に入ってアクセスしなければなりません。
泳いで取りつこうとすると流されて落ち口へ、となる可能性が捨てきれない。
キャニオニングが難しいのはこういうところかと思い至りましたが、初心者が怖がってるだけとも言えます。
少し逡巡したあと慎重に支点へ移動して下降へ。
懸垂自体は問題なくできましたがなにせ怖い。
降りたあと、安全圏に脱するまでかなり緊張しました。
難しい…
いい経験になりました。
ちなみに雨竜の滝は弱点を繋ぐと登れそうです。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。