伯耆大山 北壁 七合尾根 (鳥取県)
- 投稿者
-
木德 尚代
グランフロント大阪店
- 日程
- 2023年02月03日 (金)~2023年02月03日 (金)
- メンバー
- 関西山岳ガイド協会ガイド
講師 内炭ガイド 武藤ガイド
- 天候
- ☁
- コースタイム
- 7:50宮本旅館 →大神山神社 →避難小屋8:53~14 七合尾根 → 夏道 → 弥山 12:25~30→ 6合避難小屋13:00~15→ 夏山登山道 → 登山口 13:52
- コース状況
- かなりしまった雪。大寒波後はスノーシュー必須でしたが
最初からアイゼンで大丈夫でした。
マルチピッチ装備必須です。
- 難易度
感想コメント
大山北壁7合尾根(ガイド研修会2日目)
宮本旅館で美味しい朝食を頂いた後装備整えて出発致します。
(自分はここからハーネス装着しておりました)
元谷避難小屋前にて休憩をとり、女性はトイレを済ませました。
本日の雪質について登る前に話し合います。
元谷に入ると薄いラッセルが少しだけ残っていたのでそれを追って進みます。
少しでも体力温存すること、雪山の必須条件です。
トレースが少しでもあると雪の沈み具合が変わります。
徐々に高度を上げていくと、だんだんラッセルがしんどくなります。
男子中心で交代しておりましたが女子も参加して進みます。
傾斜がきつくなるとなかなか大変です。ラッセルして後に下がるだけて
天と地の差です。
休憩を入れながら進みます。
夏道から「ガイドさん 小屋前ほりおこしてます」と遠くからエールを頂きました。
ありがとうございます。
昨日の「烏ヶ山」のラッセルでかなり皆の技術とチームワーク良くなりサクサク進みます。無理しない事。ラッセルの必須項目です。
昨日よりチームがより強くなっている感感じました。
今回は雪質よくザイルださなくて登れました。
雪山は1日の中でも状態が変わります。
マルチピッチ装備は必須です。今回は雪質の条件がかなりよく
雪が締まっておりました。ただ、凍っている場合などは最初からザイル出すこともあります。
朝は展望よかったのですが、大山ならではのガスでした。
皆で写真を撮り一時間と少しで
最後まで12本アイゼンで(6合小屋前にてピッケルからストックに変えました)
夏道を駆け下りました。
常にガイド目線で見る事。
雪山は1日の中でも変わっていきます。
気象変化も急変致します。
どの様な状態でも、安全に歩行できる(お客様を)ように
全体を見る事。
適度な休憩。
雪道でのルートファインデイング。
体力温存すること、無駄な体力を使わないように動くこと必須です。
今回の二日間は自分にはラッセルが大変でした。
効率よくできるように
まだまだ鍛錬必須です。
ガイド講師の内炭ガイド、武藤ガイド、参加したメンバー
大山の方々、大山様に感謝です。
無風、気温は低く、雪はしまっていて最高の気象条件にも感謝です。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。