初バリエーション!仙ノ倉山北尾根

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投稿者
飯田 真仁
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日程
2023年03月28日 (火)~2023年03月29日 (水)
メンバー
単独
天候
曇りのち晴れ
コースタイム
一日日 土樽駅(140分)群大仙ノ倉山荘(120分)小屋場の頭(10分)1200m付近にて幕営
二日目 幕営地(150分)1627ピーク(60分)シッケイノ頭(100分)仙ノ倉山(60分)平標山(70分)松出山(
30分)鉄塔(60分)平標登山口駐車場
コース状況
・ヤブが雪に埋まって美しい雪稜が歩けるはずが、雪解けが早く藪こぎを強いられました。
・急傾斜の場所は確実なピッケル、アイゼンワークが必要です。パーティで登るならロープがあれば安心です。
・幕営適地は小屋場の頭、シッケイノ頭付近が良いかと思います。
・仙ノ倉山からは一般ルートとなり、木道や階段など出てきますが、嫌な感じで雪が残っており難儀しました。
難易度
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感想コメント

長らく行ってみたかったバリエーションルート、仙ノ倉山北尾根に行ってきました。
藪が雪で覆われ、楽しい雪稜を登るルート。バリエーションですが登攀要素が少ないため、単独で挑みます!雪稜、たのしみだなあ!
まずは土樽駅からスタート。雪に覆われた林道をバッキガ平まで。
尾根の末端から取り付きます。急ですがキックステップで快適に登れました。
ところどころ藪を漕いで1182ピーク、小屋場の頭到着。もう少し登って1200m付近をテント場としました。
夜中、パラパラと雨がテントにあたりましたが翌朝は綺麗に星が見えます。良い登山日和になりそうだ。とラーメン食べて出発。急坂というか雪壁で、ピッケルはダガーポジション、アイゼンの前爪を効かせて登っていきます。なるほどバリエーションなんだな、と実感。
それにしても藪多いな!どうも雪が少なかった上、数日前から雨続きで雪が消えてしまったようです。快適な雪稜はどうなったんだ!
文句を言っても始まりません。想定よりも時間がかかったもののシッケイノ頭に到着。広大な雪原が広がります。ここで仙ノ倉山から降りてきた方が!ありがたや!踏み跡をお借りできます!思いの外ルートファインディングって大変ですよね。
最後の登りを頑張り、仙ノ倉山の頂上へ。待ってました!とばかりに沸くガス!おまけに雪まで降ってくる始末。
初めてのバリエーションルートを登りきった感慨もそこそこに下山します。雪は残っていますがここから一般ルート。変な感じに雪が登山道を遮っていることもありましたが登山口まで無事下山。充実の山行となりました!

今回のウェア
ドライレイヤー 上:ミレー ドライナミックメッシュ 
        下:ファイントラック ドライレイヤーベーシックタイツ
ベースレイヤー 上:アイスブレーカー メリノウールクルーネック 厚み200
ミドルレイヤー 上:フリースジャケット 下:ファイントラック カミノパンツ
アウターレイヤー 上:ファイントラック エバーブレスアクロ 下:オーバーパンツとゲイター

フォトギャラリー

7年ぶりのマツダランプ。

土樽駅からスタートです。

林道でフキノトウ発見。

通称群大ヒュッテ。

コンクリート製のしっかりした橋のおかげで渡渉で困ることはありませんでした。

取りつきから目指す尾根を望む。

なかなかの急登です。

傾斜は緩みますがまだまだ先は長い。

青空が見えてきた。

1200mあたりで幕営です。

水づくりは欠かせない儀式。

朝一番、細尾根を行く。

これこれ!こういうところを歩きたかった!

ギャー!薮が行く手を阻む!

青空に励まされる。

シッケイノ頭から仙ノ倉山。

これが最後の難所!

頂上に着きました!

途中、北尾根を振り返る。

季節は確実に春に近づいていました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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