新穂高温泉から南岳槍ヶ岳鷲羽岳双六岳 3-4日目
- 投稿者
-
日下部 友哉
さいか屋横須賀店
- 日程
- 2023年08月29日 (火)~2023年09月01日 (金)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ曇り
- コースタイム
- ▪️3日目(8/31)
三俣山荘(50)鷲羽岳2924m(40)三俣山荘(40)三俣蓮華岳(55)双六岳(30)双六小屋
・行動時間:3時間35分+休憩
・累積標高:+1008,-1033m
・歩行距離:8.6km
▪️4日目(9/1)
双六小屋(50)弓折乗越(25)鏡平山荘(25)シシウドヶ原(40)秩父沢(45)わさび平小屋(50)新穂高温泉(25)鍋平
・行動時間:4時間20分+休憩
・累積標高:+368,-1722m
・歩行距離:14.4km
- コース状況
- ・鷲羽岳への道はザレ場。
・秩父沢も水なし。双六小屋で水の補給をしておくことをおすすめします。
■気温
・3日目
4:00 三俣山荘テント場 10℃
10:05 双六岳 20℃
午前中は特に風が強い。
・4日目
4:30 双六テント場 9℃風あり
10:10 わさび平山荘 20℃
- 難易度
感想コメント
新穂高温泉から南岳槍ヶ岳鷲羽岳双六岳
1日目は⇒△
2日目は⇒▲
■3日目 鷲羽岳~双六岳~双六小屋
夜中はずっと曇り空で、風も出ていました。ちょっと斜めのところにテントを張ったせいかイマイチ熟睡できず朝日を鷲羽岳山頂で見ようと思ってましたが寝坊。。。なんとか朝焼け空はテント場で見れました。さくっと鷲羽岳へ。なかなか登りはきついですが、荷物はほぼないので身軽です。さすがに上は風が強くて寒いです。振り返ると三俣蓮華岳が太陽に照らされて輝いています。そして山頂に到着。上空の雲は多めですが黒部五郎岳、薬師岳、水晶岳、野口五郎岳そして後立山連峰も見えています。鷲羽池と硫黄尾根と槍穂高。鷲羽池も水量が少ないですね。景色を楽しんだので三俣山荘へ戻ります。三俣蓮華岳、双六岳、一応行く予定の笠ヶ岳。テントを畳んで三俣蓮華岳へ出発。テント場からの登り返しがなかなかきついです。そして三俣峠から三俣蓮華岳へ。三俣蓮華岳からの景色は素晴らしいですね。鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳、祖父岳、薬師岳、黒部五郎岳など展望抜群です。去年歩いた黒部五郎岳~薬師岳はずっと雲の中だったのでまた晴れているときに歩きたいですね。そして双六岳へ。尾根西側に入るとなかなか風が強く寒いし、東側になると風がなくなり日射で暑く体力消耗します。少しアップダウンはありますが歩きやすい道であっという間に双六岳に到着。双六岳には大勢の人!大人数のグループで賑やかでした。双六岳から槍ヶ岳へ続く道は最近、「天空の滑走路」として有名なようです。
双六岳から笠ヶ岳は約5時間ほどかかるので、朝寝坊したこともあり、歩く気力が起きず笠ヶ岳へ行くのは止めて双六小屋でゆっくりする判断に。今思うと頑張れば歩けたかなというのはあります。。。ちょっと後悔ですね。
双六小屋前でゆっくりしてからテント設営。特に午前中は風が強くテントを張るのも一苦労。双六小屋テント場は砂地で結構ペグが抜けやすいので岩で対策します。お昼も過ぎてくるとどんどんテントが増えてきてテント場がカラフルになりました。夕方は鷲羽岳は赤くならず。
■4日目 小池新道
縦走最終日。夜はスーパームーンだったのか月あかりが明るかったですね。双六小屋前で朝日を迎えます。前日から引き続きこの日の朝も風が強くてテントは砂まみれ。テント撤収していよいよ下山です。鷲羽岳にさよならして弓折乗越へ。1~2日目に歩いた南岳~槍ヶ岳~西鎌尾根がよく見えます。鏡平山荘も見えてきました。鏡平山荘のトイレが改装されて登山道側からすぐ入れるようになっていました。鏡池を見てどんどん下ります。週末も天気は良さそうなので小池新道ではどんどん登山者が登ってきます。秩父沢も全然水が流れていません。わさび平小屋でトマトを食べて小休止。あとは新穂高温泉まで。そして最後は鍋平まで。鍋平までが結構登らなければならず、気温も高く最後の最後に汗だくになりました。
久々の4日間のテント泊山行。雨も降らず天気に恵まれて楽しめました。初日は標高差と食料の重さがなかなか大変でしたが歩いてみたかった南岳新道も歩けました。そして今年も三俣山荘、鷲羽岳に行けてなによりでした。また来ます!
■レイヤリング&ギア
TOPS:
①メリノ混紡スリーブレス
②Rab/Pulse Hoody(旧モデル:Sun Hoody)
③THE NORTH FACE/ L/S Param Shirt(旧モデル)
④Rab/Phantom Pull-On
⑤化繊インサレーションジャケット:就寝時
鷲羽岳往復のみ①②③④。日中は①②を着用。稜線は風が強くたまに③を羽織る。
BOTTOMS:
①AXESQUIN/Ventilation Pant(横浜西口店では取扱いしていません。神奈川県ではさいか屋藤沢店、川崎ダイス店で取扱いしています)
②ファイントラック/エバーブレスフォトンパンツ
GLOVES:
①ファイントラック/メリノスピングローブ
②AXESQUIN/W2P Light Shell Trigger Mitten
朝一のみ①着用。
SHOES:LA SPORTIVA/TX4 MID GTX(旧カラー)
INSOLE:SUPERfeet/Trim Orange
SOCKS:Darntough/Hiker Micro Crew Midweight with Cushion
BACKPACK:45Lバックパック
CAMERA BAG:PAAGO WORKS/FOCUS M
TREKKING POLE:LEKI/BlackSeries Micro Vario Carbon(旧モデル)
HEAD LAMP:Peztl/ACTIK CORE&milestone/MS-G2
TENT:1kg以下のダブルウォールテント
SLEEPING BAG:NANGA/UDDBAG 300HD(旧モデル)
MAT:THERMAREST/NEOAIR UBER LITE S&evernew/FP mat 100
SLEEPING BAG COVER:SOL/ESCAPE Bivvy
■当日天気図:【気象庁 過去の天気図】参照
2023年8月31日9時
2023年9月1日9時
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。