立山研修 二日目 室堂平散策 から 芦峅寺散策 (富山県)
- 投稿者
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木德 尚代
グランフロント大阪店
- 日程
- 2023年09月20日 (水)~2023年09月20日 (水)
- メンバー
- 坂井ガイド講師 関西山岳ガイド協会メンバー 8名
- 天候
- 小雨 から ☀
- コースタイム
- みくりが池温泉 8:30 ~ 室堂平散策 ~ 室堂 ~玉殿窟 ~ 資料館
アルペンルート11:40 →立山駅 → 雄山神社 ~ 資料館 ~ 教算坊~山岳集古未来館~布橋~閻魔堂~天界 ~闇の道~ まんだら遊苑 ~ かもしか園 14:30
- コース状況
- 5時から 三山縦走予定でしたが朝は雨が強いので
室堂平散策致しました。
初めて 玉殿窟 に行くことができました。
そのご 雷鳥祭に遭遇できました。 30羽ほどです。
- 難易度
感想コメント
関西山岳ガイド協会の研修2日目です。
朝から温泉に入れる「みくりが池温泉」です。標高2410mにある日本一高所の天然温泉
素晴らしい湯です。柔らかく(少し熱い)いい湯です。
お食事も素晴らしく是非何度もおとづれたい山小屋です。
今朝もガスと雨だったので立山三山縦走を予定変更して、室堂平散策と芦峅寺散策に行程変更です。
朝はサイフォン珈琲をゆっくり頂きほっとした時間を過ごせました。
雨が小康状態になったみくりが池温泉から室堂山荘へ向かいます。江戸時代に建てられた日本最古の山小屋を見学致しました。室堂の名の由来の場所です。
山荘裏手からる玉殿窟に進みます。イワイチョウの紅葉も素晴らしく、晴れてくれと祈るばかりです。
立山開山の佐伯有頼が熊を追って窟に来ると、熊は阿弥陀如来に姿を変え
当たらわれた場所です。
個人的に祝詞をあげお祈りいたしました。
チングルマの花帆の中にアオノツガザクラが残っていて美しい。
ここで「雷鳥だよ~」との声に進むと雷鳥家族が迎えてくれました。
さらに奥には14匹の雷鳥集団です。資料館にて平成28年に284匹観測されている雷鳥さんの一割位に会えた計算です。
坂井ガイドより、溝も雷鳥の雛が落ちても歩いて登れるようになっている仕組みも教えていただき勉強になりました。
その後、自然保護センターにて各自自由時間を取っていただき、立山の地質、植生、立山の雷鳥など資料、動画などで
を学び、坂井ガイドから教えて頂いた 立山はユーラシアプレート、後立山の北アメリカプレートのプレートの上に乗っていることなどを図によってより詳しく理解できました。
その後アルペンルートで移動致しました。
その後 立山山麓の芦峅寺散策です。芦峅寺の雄山神社、立山博物館、えんま堂、布橋、まんだら遊園と見学して回りました。
雄山神社の立山杉が素晴らしく、資料館にて 剱岳で発見された「錫杖頭」と「鉄剣」を
見学できました。
「くたべ」 顔が人で、体が獣の予言獣(妖怪) 疫病を予言するもので博物館では模型とオリジナルグッズが販売されております。バッチ(100円)を頂きました。
教算坊、かつての立山中宮寺にあった三十三宿坊の施設です。京都の御寺のような雰囲気で素晴らしかったです。
山岳集古未来館では映像と写真で登山の歴史を学びます。山岳ガイドの元祖宇治長次郎、佐伯平蔵さんのお写真が素敵でした。
布橋~閻魔堂 にて閻魔様 姥様にお参りし
天界 ~闇の道~まんだら遊苑を巡りました。地獄の世界より極楽へ行きたいものだと
つくづく思いました。地獄界は本当にお化け屋敷のようでした。
なかなか山に来ても芦峅寺散策などできないので, 立山詣出の起源の
立山信仰、歴史を学べた研修会でした。
立山を知り尽くしている坂井ガイドならではの充実した二日間でした。
ご一緒したガイド先輩からも学び多く素晴らしい研修会でした。
ご一緒していただいた諸先輩の皆さまありがとうございます。
【服装】
●トップ
・ロングスリーブ
・ファイントラック クール半袖
●ボトム
・ファイントラック ストームゴージュパンツ (少し暑かったです)
●ウェア子物
・ノースフェイス キャップ
【装備】
■靴:スポルティバ トランゴアルプ
■バックパック:ミレー プロライター30+10
ガイド装備
プリムス p-153 ガス、カトラリーセット
ファーストエイド 一式
スリング 数種類
カラビナ数個
ファーストエイド等一式
ツエルト
等
山専用ボトル
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。