焼岳〜西穂独標
- 投稿者
-
加藤 雅子
センタープラザ神戸本店
- 日程
- 2024年09月25日 (水)~2024年09月26日 (木)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 【1日目】
中尾高原口駐車場→焼岳中尾登山口(30分)→中尾峠(2時間50分)→焼岳(北峰)(44分)→焼岳小屋(40分)→西穂山荘(3時間)
【2日目】
西穂山荘→西穂独標(50分)→西穂山荘(35分)→西穂高口駅(2時間30分)
- コース状況
- 中尾登山口から中尾峠までひたすら樹林帯を歩きます。危険箇所はなし。途中ブナの大木やヒカリ苔が見れたり、きのこを見ながら歩けます。樹林帯のためあまり風はなく、ひたすら登りです。苔が多い段差のある道もあるので、下山時は滑らないよう注意が必要です。スニーカーでは危ないので、ミドルカット以上の登山靴がおすすめです。
中尾峠を過ぎると、やっと樹林帯から出て一気に景色が広がります。(ここまではまあまあ苦行)
焼岳までは火山ガスの出ているところを間近に歩くことができます。(圧巻です)
急登も出てきます。印はあるが途中左右を見失う箇所がありました。ゴロゴロした石の道やザレ、段差が大きいところもあるので、疲れます。
頂上は晴れていれば、360度の大パノラマが広がります。最高です。
焼岳小屋から西穂山荘までは、これまた樹林帯です。尾根ではなく尾根の直ぐ下をトラバースするような道が多く、笹も多いので滑らないよう慎重に歩きます。また、段差の大きい岩を登ったり降りたりするので、なかなかハードです。地味に数回登り下りを繰り返すのでクタクタになります。
登山道整備のため、笹を切ってくださっているので、視界はあるのですが切った笹の葉が登山道にあるので道の段差が見えづらく、これまた気を張りながら歩きます。(濡れていたらもっと滑るので注意)
西穂山荘が近づくと整備された道が出てきます。(あともう少し頑張る)
西穂山荘から独標直下までは段差はあるものの、歩きやすい道が続きます。独標へ上がるときはしっかり目印を頼りに、三点支持で慎重に登ります。降りるときも慎重に。
西穂山荘からロープウェイ乗り場までは樹林帯が続きます。段差のあるところもあるので、ストックをしっかり使い歩きます。
- 難易度
感想コメント
初焼岳へ行きました。車を回収できるコースを考え、マイナールートの中尾高原口から西穂山荘へ向かい、翌日西穂高岳へ登る予定に。丸山か独標辺で朝日を見るつもりで。
中尾高原口駐車場から登山口までは温泉街を30分歩き。その後もしばらくアスファルトの林道歩き。やっと登山道へ。ここからは地味な樹林帯歩きが3時間続きます。まあまあ疲れて、中尾峠に出てから一気に景色が広がると、疲れも吹っ飛びます。目の前には地面からところどころ湯気の出ている箇所が。
荷物をデポして、焼岳頂上を目指す。
こんなに活火山を間近に感じられるのは、感動。火山ガスが出ているすぐ横を歩く。手をついた地面が温かいのを感じるとこれまた感動。
今回は晴れていたので、頂上の景色は最高。360度大パノラマ。頂上でお会いした方は1時間以上景色を堪能していたようです。私が下山するときももう少し堪能してから降りますと。幸せな時間でした。
さて、かれこれ5時間近く歩いた私。今から3時間か…。とうなだれつつ、西穂山荘へ向け出発。
ヤマップで確認した通り、地味な樹林帯がひたすら続き、まあまあ疲労してからのアップダウンの繰り返し…。一人なのもあり久々に心がポキポキ折れる音が聞こえました。心が折れ過ぎて、「明日の西穂はもうやめよう」とつぶやくほど。ぼやきまくりで、なんとか西穂山荘へ到着。自分を褒めて上げたい気分でした。
翌日の天気予報を確認せず、起きれたら西穂へ向けてアタックしよ〜と就寝。
翌朝、同部屋の方が3時起き。つられて3時半起床。4時半出発。
外はガッスガス…。風もあり霧雨模様で独標はしっとり濡れていました。時折、晴れ間もありましたが、このままでは怖いとなり、下山。
時間を遅らせれば、8時か9時頃には晴れていました。
どうせ歩くなら晴れの方がいいので、西穂高へはまたの機会に。
前日の10時間近い行程でどこか満足した自分がいました。焼岳も登ったし。
【服装】
アンダーウエア:ドライナミックブラタンクトップ(ミレー)
:ドレイレイヤーベーシックショーツ(ファイントラック)
:ハイカーブーツソックス ミッドウェイトフルクッション(ダーンタフ)
ベースレイヤ:メリノウール150ロングスリーブ(アイスブレーカー)
ソフトシェル:スワローテールフーディー(ザ・ノースフェイス)
レインウエア上下、サポートタイツ、パンツ(通年用)、防寒着(化繊綿薄め)
靴:トランゴトレックマイクロ(ラ・スポルティバ)(ハイカット)
ザック:マウンテンライト38(マウンテンハードウエア)
【小屋での服装】
サポートタイツは乾燥中のため、ドレイレイヤーウォームタイツ(ファイントラック)を着用し、ダウンパンツ着用。
ベースレイヤも乾燥のため、同じメリノウール150長袖を着用。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。