東海 花の山㉙ 西尾根で行く納古山~トリプルつつじ
- 投稿者
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本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2025年04月17日 (木)~2025年04月17日 (木)
- メンバー
- イオンモール各務原店 本田
他1名
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 県道97号入山口(11分)林道(17分)西尾根登山口(101分)納古山(64分)西尾根登山口(10分)林道分岐(10分)県道97号入山口
- コース状況
- アプローチ
・マイカーは国道41号美濃加茂バイパスの川辺鹿塩インターから県道80号に入り、
三和からさらに県道97号に入る
・公共交通機関はJR美濃太田駅からあい愛バスが上川浦公民館まであります(1日4便)
①西尾根は上川浦公民館から奥に走る林道を進み、二股のある納古橋付近で駐車可能
(この林道はやや荒れているので、上川浦公民館過ぎの神社前のスペースも駐車可能)
②県道97号間見峠手前のヘアピンカーブから入山すると、林道上部に出れます
③林道を進むと、右側に西尾根登山口があります(案内標識はない)
④西尾根は正規な登山道ではないですが、マーキングもあり尾根通しに進みます
⑤西尾根は危険な箇所はなく、明瞭な踏跡ですが、アップダウンが多い
⑥山頂直下は岩場の基部を右に迂回しながら進みます。この岩場の上が山頂です。
⑦山頂にはベンチがあります。山頂から南側にもやまびこテラスがあります。
- 難易度
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感想コメント
納古山(のこやま・632m)は岐阜の川辺町と七宗町にまたがり、近場の山としては手頃でちょっとした岩場もあり、山頂からの展望もあることから人気が高い低山です。
近年は隣の岐阜のグランドキャニオンといわれている遠見山からのコースが整備されたこともありさらに人気が高まっています。
この山は4月からツツジが順に咲いていきますが、今頃になるとミツバツツジ・ヒカゲツツジ・アカヤシオが揃います。特にアカヤシオは西尾根上部によく咲いているので、今回はこの西尾根をたどりました。
西尾根は上川浦公民館奥の林道をたどるのが通常です。入口まで進むもこの林道がいい状態ではないと思えたので、県道97号をもう少し北上した上でこの林道の上部へ出れる道があるようなのでこれをたどりました。県道97号に路上駐車することになりますが、半ば強引に駐車することになり、山間部のすれ違い場所になるので気を使います。ヘアピンカーブのカーブミラーから入って行きますが、しっかりした登山道があり、マーキングもあるので安心です。数分で下から延びる林道に到達、さらに西尾根登山口まではすぐで、すばらしいショートカットでした。
この西尾根は正式な登山道ではなく整備は行き届いてない為、枝などが伸び放題、マーキングや踏跡はもちろんありますが、歩きやすい登山道ではありません。登山口からすぐにヒカゲツツジ・ミツバツツジが現れ、特にヒカゲツツジは登山道を覆っている箇所もあり、かなり豊富に咲いています。このヒカゲツツジは岩場を好む為、これが咲いているという事はこの登山道は岩場が多いということになります。実際、危険な箇所はありませんが、特に左側は崖で切れている箇所もあります。ヒカゲツツジは息の長い花ですが、今、まさに旬といった感じで生き生きした花が多かったです。
あと一つ、アカヤシオも途中から見られるようになりますが、崖の下の方や高い位置にある為、撮影は難しいです。以前、山頂から西尾根を途中まで辿ったことがある地点まで来ると目線で撮影できる花がでてきますが、豊富な花付きではありません。日が当たる箇所は散っているのもあります。以前の記憶をたどって、ここで撮影したなと思う所ではやはり目線で撮影できましたが、山頂下にあるアカヤシオが一番きれいに咲いていました。
総合して、時期はいい時期ですが、西尾根のアカヤシオは花付きがいまいちかと思いました。最初はややひんやりしていましたが、陽当たりのよい山頂は暑く、まさに夏日です。
往路、西尾根を下りますが、3パーティーとすれ違いました。この時期だからここを登ってくるのでしょう。帰りは結構早く下れました。
本日の服装(春の低山)
①ウエアー
インナーは(アイスブレーカー)半袖Tシャツ
ボトムスは(ミロ)3シーズンパンツ
②ギア
登山靴は(サレワ)「マウンテントレーナーGTX」、ザックは(カンプ)30㍑、
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。