杉さりし、時を求めて京都北山(小野村割岳編)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2010年04月09日 (金)~2010年04月09日 (金)
メンバー
天候
コースタイム
広河原バス停(09:50)→佐々里峠(10:40)→雷杉(12:20)→小野村割岳(15:00)
→下の町バス停(16:40)
コース状況
コース中盤は広い尾根筋の道になり、非常に迷いやすいです。
(気を抜くと別の尾根に簡単に迷い込んでしまいます。)
2万5千分の1の地図とコンパスは必須です。

バスでのアクセスも可能ですが、本数が非常に少ないです。
ゆっくりと杉を見たい方は、マイカー利用のほうが安心です。
(冬季は路面凍結注意。)
難易度
Google Map

より大きな地図で 小野村割岳 を表示
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感想コメント

京都北山には、屋久島に匹敵するほどの大きな杉がたくさん生える、素晴らしい森が広がっています。

この杉は「芦生杉(アシウスギ)」と呼ばれています。

何しろその形状が凄い!直角に曲がっていたり、はたまた空中で一回転していたり。
他の木を巻き込み取り込み、膨張しているその姿は、おとぎ話に出てくる魔女の森の木のよう。


どっしりと根を降ろし、上方にグンと伸びる屋久杉に、力強さを感じるとするならば、
複雑に絡み合う芦生杉には、生命の不思議、命のたくましさを感じ取ることができます。

今回はそんな芦生杉の群落のひとつがある、小野村割岳を歩いてきました。

フォトギャラリー

コースから離れたところにある秘密?の超大杉。感動するほどでかい!

この橋渡るべからず。で、端を通りました。

ふかふかの苔やシダたち。

佐々里峠からすぐの巨杉。伏状台杉の典型。

相利共生?それとも片利共生?

命の強さを感じる。

この森の象徴。雷杉。その名のとおり雷に打たれて穴が開いたらしい。

屋久杉顔負け!大き杉です!?

スケールのデカイ倒木。これも直接の原因は雷みたいです。切断面に黒く焦げた跡がありました。

まだ少し雪がある道を下山。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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