妙義山 裏妙義・籠沢コース→巡視道
- 投稿者
- 梅原 操
- 日程
- 2012年07月31日 (火)~2012年07月31日 (火)
- メンバー
- 千葉パルコ店 梅原
- 天候
- 曇り ときどき 晴れ
- コースタイム
- 登り:国民宿舎⇒【100分】⇒丁須の頭
下り:丁須の頭⇒【85分】⇒三方境⇒【80分】⇒国民宿舎
- コース状況
- 籠沢コースは沢沿いを歩き、何度か渡り返しもあります。岩の間をすり抜けたり乗り越えたりする場所があるので、ペンキマークやリボンを確認しながら進みましょう。
丁須の頭から三方境のルートには鎖場が非常に多く、今回のコースで最も注意が必要な区間です。
三方境から国民宿舎までの道はのんびり歩ける穏やかな樹林帯の道です。
- 難易度
感想コメント
久しぶりの登山なのであまり歩行時間が長くない山で登山筋肉を目覚めさせようと思い、裏妙義の国民宿舎を基点としたコースを歩いてきました。
スタートしてからしばらくは登山道の両側に下草が多いのでクモの巣が多く、なかなか軽快に歩けません。沢沿いの道に出ても岩の間にクモの巣が張っていたり、岩の狭い間を通ったりするので多少はウェアやザックを擦ったり汚したりする覚悟が必要です。そして気がつくとズボンにヒルが…付いてたヒルは落としましたが、ズボンの中にはいないと信じてあえて確認はせずに出発。
樹林帯の中をひたすら進んで籠沢のコルに出ると、丁須の頭はもうすぐです。
今回の丁須の頭は無人。上部には登らず、気持ちの良い風が通る基部で景色を見ながらのんびり涼みました。
丁須の頭から三方境までの区間が、今回のコースでの核心部です。
特に歩き始めてすぐに出てくるチムニー内を鎖で20m降りる場所、ここは私が歩いた妙義山の中で1番降りづらい場所でした。しっかり足を乗せられる箇所が少なく、岩は濡れていて滑りやすい状態。汚れるのを覚悟で岩に体を押し付ければ楽に降りられるかもしれません。
その後も鎖場が多く出てきますが、慎重に通過すればそろほど危険はないと思います。
三方境まで来れば、あとは歩きやすい登山道です。
国民宿舎手前の沢で疲れた足をクールダウンしようと思い、靴を脱ごうとしたらヒルを発見!ズボンに2匹、靴に3匹、恐る恐るズボンをまくると靴下の外と内に計3匹。そして靴下には大きな血の染みが1ヶ所、歩く場所は注意していたのに。ヒルをすべて落とした後、沢で足を冷やして気分もリフレッシュ。
今回のコースは私が歩いた妙義山の中で危険マークは最も少ないですが、鎖場は1番多かった感じがします。沢沿い・尾根・鎖を使っての登降やトラバースなど登山道に変化が多く、自然のアスレチックという感じで楽しかったです。妙義山の入門としていいコースかもしれません。
しかし予想外のヒルにはビックリ。苦手な人はしっかりと対策をしてチャレンジしてください。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。