紅葉シーズン!由布岳~鶴見岳~大平山(扇山)縦走(大分県由布市・別府市)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2012年10月24日 (水)~2012年10月24日 (水)
メンバー
天候
快晴
コースタイム
由布岳登山口(25分)合野越(50分)マタエ(15分)由布岳西峰(20分)由布岳東峰(80分)東登山口(60分)馬の背(15分)鶴見岳(45分)鞍ヶ戸(20分)船底(20分)内山(150分)大平山(扇山)(40分)大平山登山口(15分)向井病院前バス停 *歩行時間のみ
コース状況
●由布岳登山道・・・標高1,350mより、一気に高度を上げていきます。岩も多く、慎重に。人気のコースですが、小さな岩が多く、ハイカットライトタイプ以上のしっかりした登山靴がおススメです。
●由布岳東登山道・・・上部は鎖場が多く、岩場でした。日向岳分岐手前の森の中は踏み跡が不明瞭で、分かりづらいです。テープや黄色のペイントマークを見落とさずに。今回は下りで使いましたが、このルートは上りのほうが快適でしょう。紅葉はこの斜面が一番見頃でした。
●鶴見岳西登山道・・・林道→岩ゴロゴロの枯れた沢→樹林の中と変化に富んでいます。ルートもハッキリしています。
●鶴見岳~鞍ヶ戸(馬の背)・・・痩せた尾根沿いのルートです。危険な箇所は少ないですが慎重にあるきましょう。東側の斜面の紅葉がキレイでした。
●鞍ヶ戸~船底~内山・・・鞍ヶ戸から船底へは急下降。ススキの下には黒い粘度質の土が隠れていました。ロープがありますが、かなり滑ります。船底から内山への上りも同様ですが、南向きのルートで道は乾いていました。内山の山頂付近は、背丈以上のススキに覆われ踏跡が不明瞭です。
●内山~石楠花尾根~大平山(扇山)・・・内山から石楠花尾根方面の分岐までが不明瞭です。石楠花尾根も同様です。尾根沿いを下っていくルートですが、赤いテープを見落とさず慎重に。全般的に岩場やロープ箇所が多く、道幅も狭い為、屈みながら歩くことが多かったです。ルートの上部には、名前の通り、石楠花の木がありました。大平山から登山口までは、標高差400mを一気に下ります。急な滑りやすい下りでした。
難易度
Google Map

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感想コメント

 紅葉シーズン到来!人気の由布岳を起点に鶴見岳、鞍ヶ戸、内山、大平山(扇山)と「別府アルプス」を縦走してきました。鶴見岳~大平山の観海の縦走路は、噂以上に手強かったです。途中不明瞭な箇所がいくつかあり、よりしっかりしたルートファインディングが必要です。このコースで下山まで9時間半以上かかりました。天候にも恵まれ、紅葉にも癒され充実の一日でした。

フォトギャラリー

朝日を浴びる由布岳

朝霧に包まれる湯布院の町 展望名所の狭霧台より

正面登山道 遠方に九重連山

西峰より今から挑む「別府アルプス」の縦走路を望む

東登山道は紅葉の色つきがよかったです

鎖場の連続!

人気の正面登山道と違って静かな登山道でした

猪ノ瀬戸より次は鶴見岳へ

枯れた沢を詰めていきます

自然林の中をゆっくり登っていきます

馬の背に到着!まずは、鶴見岳へ

鶴見岳山頂より別府湾を望みます

これから歩く鞍ヶ戸と内山方面

痩せた尾根ルートの馬の背 梯子も出てきます

鞍ヶ戸山頂より由布岳 崩壊が進む「大崩」

船底まで急下降!滑りやすい悪路

内山山頂より歩いてきた縦走路

ほっと一息 小休止したそばに「アキノキリンソウ」 元気をもらってもうひと踏ん張りです

大平山(扇山)を下山中 振り返り山頂を望みます

亀の井バスで由布岳登山口まで戻りました

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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