西穂高岳から奥穂高岳(秋)

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投稿者
高野 優
池袋西口店 店舗詳細をみる
日程
2012年10月19日 (金)~2012年10月20日 (土)
メンバー
ららぽーと横浜店 高野 
他1名
天候
晴れ
コースタイム
10月19日 西穂高口駅(60分)西穂高岳山荘(60分)独標(60分)西穂高岳(2時間30分)天狗岳直下
10月20日 天狗岳直下(90分)ジャンダルム(60分)奥穂高岳(60分)紀美子平(90分)岳沢小屋(90分)上高地
コース状況
良好。
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感想コメント

西穂から奥穂を縦走してまいりました。
見事な秋晴れに恵まれて、無事に踏破することができました。

感想としては「最難の一般ルート」と呼ぶに相応しく、内容も充実しておりました。
基本的な三点支持のクライミング技術と長時間行動に耐えうるそれなりの体力が必要だと感じました。
奥穂に近づくにつれて、徐々に難度が上がり、ジャンダルム周辺の岩場が最も悪かったように感じます。「馬の背も難しい。怖い。」とよく聞いていましたが、馬の背まで辿り着く力があれば難なく超えられると思います。
またクライムダウンをする箇所が多く、重荷の場合は慎重な行動が求められます。
このルートへ挑戦するには10時間の行動ができる体力。
集中力を切らさないために余裕を持って行動できる体力と、簡単な岩稜を安定して歩ける技術力が必要だと感じました。

ビバークポイントは天狗岳周辺がもっとも安定していると思います。
天狗岳の頂上直下は奥穂側、西穂側にそれぞれあります。天狗のコルには小屋の跡があり、防風対策は万全です。風が新穂高側から吹き上げてくるので岳沢側に避難するのがよいと思います。

数々の難所を越えて、奥穂の頂上直下を上り詰めるときは、たまらない瞬間だと思います。
とても良いルートだと感じました。

フォトギャラリー

独標の登りより振り返る。

独標。

西穂高岳への道。

浮石も多いので落石に注意です。

大きな岩が積み重なっています。

雲が上がってきました。前穂と吊り尾根。

逆層スラブ。

鎖が設置されています。

天狗岳の頂上直下。

天狗岳山頂にて。

天狗岳山頂直下のビバークポイント。

雲海に沈む夕日。

翌日も快晴。コブノ頭への登り。

どんどん高度を稼ぎます。

ジャンダルム。

馬の背。ここを越えれ奥穂は目と鼻の先。

吊り尾根から岳沢経由で上高地へ。

岳沢は紅葉真っ盛りでした。

よく踏まれた気持ちの良い道が続きます。

上高地へ下山。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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