島根の名峰！三瓶山(さんべさん)

伯耆大山以外にこれといって著名なお山がない中国地方ですが、島根県にステキなお山があります。
三瓶山(さんべさん)。
あの「出雲国風土記」の国引神話にも登場するので、はるか昔から地元の人に親しまれていたと思われます。

山の上に登ると、この山が火山であることが分かります。
中央に昔の火口であったと思われる大きな窪み。
それを囲むように4つのピークが並んでいます。
一番高いピークが男三瓶山で1126m。
標高の順に、子三瓶山、女三瓶山、孫三瓶山と続きます。

今回はまったりハイキングなので、姫逃池登山口から男三瓶山を目指し、男三瓶山から女三瓶山へ縦走して、北の原登山口へ下りる行程で。

登山口の標高は約600m。
ちょうど紅葉が始まっています。
ブナやカラマツがあり、登山道が黄色やオレンジ色に染まっていてとても気持ちいい。
ちょっときつめの坂を終始つづら折りで登っていくと男三瓶山に至ります。
山頂は広い草原。
海も見えます。

男三瓶山でお昼ご飯を食べて、女三瓶山へ向かいます。
このルートは景色がなかなかいいです。
右手に子三瓶山と孫三瓶山が見え、その麓の旧火口に広がる紅葉がとても美しい。
お天気が良かったらもっときれいだったと思います。
こちらのルートはガレ場や急な下りがあります。

女三瓶山からは緩やかに下って北の原登山口へ。
こちらはなだらかで、落ち葉をカサカサ踏んで気持ちよく下れました。

子三瓶山と孫三瓶山もも含めて4つのピークをぐるっと一回りできる道もあるので、今度は三瓶山1周をやってみよう。
冬、雪の季節も美しそうです。