尾白川アイスクライミング

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投稿者
鈴木 優子
池袋西口店 店舗詳細をみる
日程
2013年01月21日 (月)~2013年01月22日 (火)
メンバー
新宿東口店鈴木 他友人2人
天候
コースタイム
コース状況
雪つき、氷薄め。氷結甘め。
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  • おとな女子登山部

感想コメント

21~22で八ヶ岳東面の天狗尾根をやろうと思っていたが、その前の東京も含め積もった雪の影響と天気の悪さにより、あきらめて、まだましだった尾白川にアイスに行きました。
下からいつもと違い雪は多く、林道ゲート手前で仮ゲートがあり、そこから歩いて行くのでした。
チェーン巻いてもタイヤが浮いて泳いでいる中、結構頑張って上がり、ここまでで第一関門な気持ち。
ツボ足にて踏み跡はあったのでたどり、途中で刃渡りが見えるのですが、翼が片方しかありません。上の滝は確認出来ない感じなので細いのでしょう。不安になる中、錦滝の氷が見え、ひと安心。先客がいました。テントを張り、貧弱な刃渡りに行くか手前で登るか話し合います。ベータ~先に踏み跡はありません。ラッセルしてあれを登るのか、、、と思うと気持ちが萎えました。
ガンマは雪で埋もれてるだろうし、ベータ、松竹梅は登ってないし、ベータ行こう!て話になり、私からリード、友人の順のオーダーでアイス1年生を挟み、行きます。
3P目私がスクリューをいまいちながらもましなとこに出だしに打ち、バイルを一手上に刺すと、間髪開けず、水が顔面めがけて大放出。まるで公園の水飲みのようです。たまらず雄叫ぶと、友人が『やめやめ、止めたほうがいいよ』と言ってくれ、クライムダウン、巻くことに。腰ラッセルしながら右岸の尾根に上がり高巻こうとしますが、尾根へ上がったとこであほらしくなり、上も貧弱だとわかってながら行くのも面白くないので、懸垂して降りて、ガンガノに行きます。ガンガノは他のパーティーは消えて、二ピッチ目に行きます。友人不発で申し訳ないので、友人リード。
ここも登れますが、発達いまいち。
で、せっかくなので、私は研いだノミックを使ってみます。恐ろしい刺さり具合です。この傾斜ではいらないでしょうが、これは武器です。刃を替えた旧クオークもこんな柔らかい傾斜がない氷ならこれでよいと思いました。アイゼン+靴が前期と変えてダート+スポルティバ→スティンガー+スカルパに変えて、繊細さが今一つで、ちょっと乗った感覚が遠いですが、歩くのが楽です。正直ダートのほうが硬く、刺さるし刃先形状的に乗れるし軽く、登れますが、この傾斜ではあまり差はありません。難しいグレードの立ち込める感じは慣れないとなさそうです。アルパインアイスにはよさそうです。
ガンガノは上は凍ってないらしく(先行から聞いた)、テントで酒盛りです。
夜半から雪、踏み跡埋まる。朝も止まず。撤収しました。

フォトギャラリー

錦滝です

ゲートまで入れず歩く

ここにしては雪多いほうです

すいてるベータへ

氷柔らかめ穴多し

雪田ラッセル

2P目はバイル刺したら噴水のような流水

高巻きますが、、、

懸垂で降りて移動

すいてきたガンガノへ

どのラインも登れます

研ぎなおしたノミック切っ先

アイス用は全体的に研ぎます

上から見るとハマグリ刃

下にも刻み

刺さりやすく抜きやすい

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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