氷ノ山 三ノ丸 真夏の笹原を歩く
- 投稿者
-
大道 哲哉
グランフロント大阪店
- 日程
- 2013年08月07日 (水)~2013年08月07日 (水)
- メンバー
- 明石大久保店 大道
他1名
- 天候
- 晴/曇
- コースタイム
- わかさ氷ノ山スキー場ベース(70)リフト終点(45)稜線(20)三ノ丸展望棟(5)三の丸避難小屋(5)三ノ丸頂上(50)リフト終点(50)スキー場ベース
- コース状況
- スキー場ゲレンデ内は良好です。
リフト終点手前の階段が落ちており、注意が必要です。
リフト終点~稜線まではやや湿ったところがあります。
稜線~三ノ丸山頂までは笹原の中、登山道は良好ですが、笹を切って登山道を広げてあるので
つまづかないように注意しましょう。
- 難易度
感想コメント
暑い日は標高の高いところで過ごすのが一番ということで1000mを超える氷ノ山三ノ丸へ。
鳥取県側の「わかさ氷ノ山スキー場」のゲレンデ内を登る三ノ丸頂上を目指しました。
三ノ丸山頂(1464m)は兵庫県側にあり宍粟50名山の1番目に選ばれています。
冬の間賑わっていたスキー場もグリーンシーズンはほとんど誰もいません。
出だしがやや分かりにくいですが、基点の標柱からゲレンデ内を下から山頂に向かってロマンスリフトの左側のゲレンデを登ると2つ目の標柱があります。
そこからの登山道は分かり易く迷うことはありません。
日影がないので水分補給は十分にしましょう。ロマンスリフト終点あたりは草原で気持ち良い風が吹きます。
そこからチャレンジリフト直下を登るのですが、37°もある急な斜面についた階段をつづらに登ります。
リフト終点までもう少しのところで、一箇所階段が崩落していますので、注意してください。
そのあと、もう一箇所すべりやすい岩のあるところがあります。
リフト終点からはひたすら急な斜面の登りです。 滑りやすいので慎重に。
空が開けてきたら稜線です。 笹原が邪魔をして風の通りを塞いでいます。
冬に来た時は笹原の上に積雪があるので、視界が開けていたのですが背丈ほどの笹は視界を遮っています。
稜線からは斜度が少なく快適に歩けます。ところどころ鹿の糞がかたまって落ちているので可能な限り踏まないようにしてくださいね。
展望棟が突然現れ、すぐ先に赤い屋根の避難小屋があり、さらに5分ほど登れば三ノ丸頂上です。
宍粟50名山の標柱を記念に撮ってきました。
展望棟まで戻ってランチにしましたが、稜線上から2mほど高さが違うだけで涼しい風がどんどん入ってきます。
ここにきてようやく涼風に恵まれました。
ランチの後、展望棟から稜線に2m降りただけで空気が違うのが印象的でした。(ぬるい風が…微妙)
下りは順調ですが、滑りやすい急な下りもあるのでストックがあると良いと思います。
下山後少し車で移動し、鳥取県のふれあい施設「響の森」で9月まで展示中の骨展を見てきました。
ここではトイレもお借りでき、ジオラマや氷ノ山に関する資料がたくさんありますので、是非お立ち寄りください。
【MEMO】
トイレはスキー場基点付近に除雪用重機を置いてあるところに水洗トイレがあります。
駐車場も点在しています。
国道29号線、兵庫県側からは波賀町、道の駅「みなみ波賀」北隣に最後のコンビニがあります。
そこからスキー場までの道中にコンビニは全くありません。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。