紅葉の槍穂縦走

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年09月30日 (月)~2013年10月02日 (水)
メンバー
天候
晴れ時々くもり
コースタイム
一日目:上高地〜150分〜横尾〜220分〜天狗池〜180分〜槍ヶ岳山荘
二日目:槍ヶ岳山荘〜20分〜槍ヶ岳〜20分〜槍ヶ岳山荘〜330分〜北穂山荘〜200分〜穂高岳山荘
三日目:穂高岳山荘〜205分〜前穂高岳〜310分〜上高地
コース状況
基本的には全て良好でした。
大キレットの通過もホールド、道案内のマークともにしっかりとありましたので、
ゆっくり落ち着いて行けば問題ないと思います。
北穂高岳ー涸沢岳間の梯子が少し揺れました。
難易度
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感想コメント

紅葉の槍穂を堪能しようと、キレット越えを計画しました。
行く前は少し緊張しましたが、通過してみたら整備がしっかりとしてあったため、岩稜帯を楽しむことができました。下記詳細です。

【1日目】
上高地から槍ヶ岳山荘まで一気に駆け上がる。
前日までの勤務で朝からヘロヘロ。苦手な梓川沿いで同行者に着いて行けず、別行動をお願いした。
やっとこさ横尾に着き一休みしていたら、新宿店の酒井さんに会う。びっくり。
なんだか元気が出てきた。

横尾で隣のベンチで休憩されていたおじさまとお話していたら、南岳に行くから途中まで同行してくださるという。旅は道連れ世はなさけ〜ということで、急遽2人で一緒に歩く。
この辺りは何度も来ていらっしゃるとのことで、道や花や美味しいお菓子など色々と教えて頂いた。
こんな出会いがあるから山は楽しい。

登りになってくると体調回復。
グングンと高度が上がる感じが楽しい。
お世話になったおじさまとは天狗ヶ原手前でお別れし、天狗池にいるであろう相方のもとへ向かう。
ナナカマドが真っ赤に色付いており、秋を感じる。

池ではめでたく合流。
お目当てだった逆さ槍の写真を撮って山荘へ急ぐ。
このジグザグの登りが見えているのに着かない富士山のようだった。

山荘では丸山さんと合流。
美味しいゴハンと雲海に浮かぶ笠が岳を堪能し就寝。


【二日目】
朝一で川上さんと槍ヶ岳山頂へ。
パラパラと雨が降っていたので急ぐ。
梯子怖い。山頂で写真をパチリ。

山荘に戻り、ゴハンを食べて、いよいよキレットへ向け出発。
南岳までは景色の良い稜線歩きで好きになってしまった。
キレットへは福本先頭で突入。高所恐怖症なのでドキドキ。
緊張していたが、今年は沢登りに何度か行ったおかげか、ホールドも沢山あり登り易くて、
途中からとても楽しくなってきた。日々成長である。
長谷川ピークは分かったが、飛騨泣きはどこだったのか。。分からず通過してしまった。
このコースのポイントは飛田側ではなく信州側に足場があるクサリ場があるので、
そこに気付けるかどうかかと思う。

無事北穂山荘に到着し、ゆっくり昼食を頂きもうひと頑張り。
涸沢岳までも同様に気をつけて通過した。一カ所だけ梯子が揺れた。

穂高岳山荘ではキレイな星空が見られた。
雪の時期にテントでまたこの辺りに来たいなぁ〜と妄想を膨らます。
珈琲を飲んで、ゆったりした気分で就寝。


【三日目】
最終日は奥穂高岳、前穂高岳を通過して岳沢から上高地へ。
前穂山頂で何故かヨガポーズの話になり、楽しい写真を撮ることができた。
前穂から岳沢小屋までは、個人的にはキレットより気を遣った。
悪天候時には通りたくない。
しかしながら、景色と紅葉は最高!
黄葉に包まれながらの下山は心地よく、岳沢小屋からの眺めは両親にも見せてあげたいなぁと思うほどだった。秋にゆっくり来ることをおすすめしたい。

小屋から下は歩き易く整備された道。
良いペースで上高地まで無事下山した。


三日間通して大満足の山行でした。
初雪の季節でもありますので、行かれる方は装備も検討されてください。

フォトギャラリー

おじさまお世話になりました。

色づいてます

天狗池で逆さ槍

朝の槍ヶ岳

槍ヶ岳山頂

歩き易い岩場

ヘリが荷揚げ中。迫力。

南岳小屋が見えた。いよいよだ。

来た道をふりかえる

足場はしっかりあるからしっかり〜

よく見る文字

北穂高岳

涸沢岳

朝日がまぶしい

この景色大好きです。御嶽山まで見られる。

山肌全体が黄色い紅葉。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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