屋久島縦走 淀川登山口~白谷雲水峡

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2012年09月21日 (金)~2012年09月23日 (日)
メンバー
天候
曇り、雨
コースタイム
1日目:紀元杉(30分)淀川入口(50分)淀川小屋
2日目:淀川小屋(100分)花之江河(130分)宮之浦岳(160分)新高塚小屋
3日目:新高塚小屋(90分)縄文杉(150分)楠川分かれ(140分)白谷雲水峡
コース状況
縄文杉周辺は木道が滑りやすくなっております。
それ以外は危険個所は特にありませんでした。
難易度
Google Map

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感想コメント

テントを持って2泊3日の行程で念願の宮之浦縦走へ。
1日目は宮之浦港付近の民宿を昼過ぎに出て、バスに乗り紀元杉前まで。
時間に余裕があるならバス停から少し手前まで戻り
紀元杉の見物をするのも良いです。(と言っても100mほど歩くだけですが。)
淀川入口には登山届を出す箱があるのでここで出しましょう。
この辺りは樹林が生い茂り、屋久杉もちらほら。30~40分ほど歩けば淀川小屋に到着。
小屋は比較的きれいで、中は板の間が2段式になっており20~30名が寝ても余裕があるほどでした。
また小屋の近くを流れる川には鹿も水を飲みに寄ってきますよ~。
2日目は終日雨。普段の登山であればうんざりな気持ちでしたが
屋久島は雨が降ることで緑が映え、より幻想的な自然が見ることができるので
朝からうきうきでした。宮之浦岳周辺は奇岩がごろごろしてますが、
ゆっくりであれば安易に登れます。
山頂までたどり着くも強風と雨が吹き荒れるため、程なく通過。
ここも時間に余裕があれば、荷物を分岐にデポして黒味岳に登るのも良いでしょう。
新高塚小屋も淀川小屋同様、2段式になっておりここも広々。
ですが土日を絡めると小屋はぎゅうぎゅうになり、テントを張らざるを得なく
なりますので早めの到着時間を目指しましょう。
この辺りからウィルソン株のような巨大な杉の根が出始めます。
3日目も雨。乾かぬ登山靴に足を入れあとひと踏ん張り。
朝から霧が立ち込め、屋久島の自然の素晴らしさが色濃く感じられました。
縄文杉から白谷雲水峡まではやや急な下りの場所が多いです。
結局のところ、テントは縦走では使わず2泊避難小屋泊して下山しました。
今回のルートは地元の方の話も参考に「登ってる感じ」が楽しめるルートだと感じました。
またルートによっては道が荒廃してますので、1人で登られる方は屋久島の山岳用品店や
宿主の方々の話を参考にすることをおすすめします。
湧き水は豊富にあるので補給はしっかりしましょう。
時間が取れれば半日あれば屋久島を1週できるのでぜひ。
ウミガメが産卵にくる永田浜や日本の滝百選の大川の滝、横河渓谷など屋久島は
山以外も魅力たっぷりです。

フォトギャラリー

永田浜前の石碑。

一日目は曇りでした。

西日に照らされて、緑がきれいです。

淀川小屋近くの川でゆっくり。

花之江河。なんだか不思議な空間でした。

奇岩がちらほら。

山頂付近はガスってました。

山頂!さむいー。

水が豊富です。

ウィルソン株内。きれいにハートが取れるポイントがあるそう。

鹿親子に癒されました。

横河渓谷。川遊びが楽しい。

大河の滝。日本の滝百選に選ばれるだけある眼前迫力!

平内海中温泉。干潮時にしか現れないそうです。

トローキの滝。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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