西上州 落沢岳~しれいた山

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投稿者
杉浦 恵理
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日程
2013年11月23日 (土)~2013年11月23日 (土)
メンバー
さいか屋川崎店 杉浦
その他4名
天候
快晴
コースタイム
落沢岳登山口→(100分)→しれいた山分岐→(15分)→落沢岳ピーク→(15分)→しれいた山分岐→(110分)しれいた山→(40分)→落沢岳登山口
コース状況
登山口からしばらくは沢沿いを歩く。特に道はないのでほぼ沢登り。水量は少ない。
西牧南牧分水尾根までは落石必至の斜面を登る。足元はぐずぐずだが、生きている木が多いのでつかまりながら登る。
尾根に出たら、あとはそれなりに歩きやすい個所も出てくるが、基本はやぶ漕ぎ。
しれいた山分岐からしれいた山方面へは懸垂で下りる。50mロープがあれば一発で降りられる。
しれいた山付近は切り立った崖。
下山はもちろん道なき道。斜度はあまりきつくないので、ややつづら気味に降りれば問題ない。
沢にかかる木橋にドンぴしゃで降りるコツはひたすら北へ延びる尾根を外さないこと。
顕著な尾根ではないので、よく目を凝らして見る事。
難易度
Google Map

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感想コメント

秋晴れの中、ハイグレードハイキングを楽しんできました。
インターネットで検索してもあまり情報が得られなかったので、打田鍈一氏の「藪岩魂」(山と渓谷社)を参考にしました。
落沢岳の標高は790m、しれいた山の標高はわずか641mとスカイツリー位の高さしかありませんが、沢あり、藪あり、岩ありとなかなか濃密な体験ができました。
分水尾根までは本当に落石が多く、かなり緊張しました。その代り、ほぼ直登なので一気に高度を稼ぎ、短時間で通過できます。

分水尾根直前で、フィックス1回、しれいた山へのくだりで懸垂2回、しれいた山のキレットで1回、計4回ロープを使いました。
懸垂は50mロープがあれば1発で降りられるのですが、長さが足りなくて(30mと20mのロープ)2回に分けました。
しれいた山のキレット部には固定ロープがありましたが、かなり頼りなかったので自分たちで改めてロープを出しました。

私たちは落沢岳のピークを見逃して、かなり鹿岳方面へ進んでしまいました。地形図とGPSとをダブルで使っていましたが。。。
時折開けた箇所からは鹿岳、四ツ又山、妙義山はもちろん、遠くは浅間山や八ヶ岳、志賀高原まで綺麗に見えました!

フォトギャラリー

しれいた山 右側がふもとから見ると「しろいた(白板)」に見えます

林道は車で入るのが躊躇われたので歩きました

沢登に近いです

ちょっと一息。道はないのでこまめに読図します。

なめ。水量はわずか。

途中から右の尾根に上がる。分水尾根を目指す。

途中、フィックスでロープを出しました。

分水尾根に上がると妙義山がきれいに見えました!

読図読図読図

尾根に出てからはわかりやすい道

さりげない三角点。山頂と気づかず往復40分進みすぎました。。。

藪。藪×クライミングっぽいところもある。

浅間山に雪がついています。

しれいた分岐から少し降りたところから、懸垂下降しました。

名残の紅葉。これ、1本の木なんです。

鹿岳。四ツ又山。

しれいた山の残地ロープ(左の緑色)は支点が信用できず、自分たちでロープを出しました。

さりげない看板。見逃し注意!

くだりは微妙な尾根を見失わずにひたすら北へ降りる。

どんぴしゃで橋に到着!すばらしい!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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