丹沢主脈縦走(3月初旬)
- 投稿者
-
吉田 精一
立川店
- 日程
- 2011年03月06日 (日)~2011年03月07日 (月)
- メンバー
- 藤沢プラザ店 吉田精一
- 天候
- 初日 快晴 2日目 雪
- コースタイム
- 大倉⇒(1:50)⇒梶山ノ家⇒(1:30)⇒塔ノ岳⇒(1:00)⇒丹沢山⇒(1:30)⇒鬼ヶ岩ノ頭⇒(0:30)⇒蛭ヶ岳⇒(2:00)⇒姫次⇒(1:00)黍殻山(きびがら)⇒(1:00)⇒焼山⇒(1:30)⇒焼山登山口
- コース状況
- 6日 大倉から塔ノ岳は雪解けの泥道が続きます。塔ノ岳からの北斜面は雪道ですが南斜面は変わらず泥道です。
7日 夜半からの雪のため蛭ヶ岳から焼岳はヒザ下の軽いラッセル。焼岳から登山口は雪はありませんが石の上に濡れ落ち葉があり滑りやすい。
- 難易度
感想コメント
今回は縦走なので登山口の大倉までは、小田急線 渋沢駅よりバスを利用しました。日曜日という事もあり朝一番のバスにも関わらず登山者で車内は満員状態。丹沢の人気が伺えます。(大倉バス停はトイレ有り)
大倉から塔ノ岳までの代表的ルート大倉尾根を登ります。南斜面なので雪解けのドロドロ道と木道を登る事3時間、やっと見晴らしの良い塔ノ岳山頂に到着。広い山頂には雪がついていました。ウインドブレーカーと防寒具は必須です。ちなみに、6日は気温が高く、前日までに目立った降雪が無かった為アイゼンは使いませんでしたが、基本的には6本爪以上のアイゼンを携帯しましょう。
塔ノ岳から丹沢山・蛭ヶ岳まではアップダウンはあるものの大倉尾根ほど体力は消耗せず、気持ちの良い稜線歩きが楽しめます。(北斜面のみアイゼンを使用しました)14:00過ぎに宿泊地 蛭ヶ岳山荘に到着。丹沢とはいえ冬は早め早めの行動が基本です。蛭ヶ岳に雪は無し。(少し悲しい)
が、夜半から降り続いた雪のため、翌朝は一転銀世界。宿泊者は私一人だけだったので、踏み跡のない真っ白な雪道に朝からハイテンション!!が、1時間後、谷から延々続く熊の足跡を発見!「キャー!?」そこからはド緊張の下山となりました。早く危険エリアを抜けたいものの、ヒザ下ラッセルで思うようにスピードが上がらず、油断して鳴り物(鈴やラジオ)を携帯していなかったのでひたすら大声を出しストックを叩いて熊と「こんにちは」しないように必死でした。下山道は基本的に下りなので体力的には前日よりかなり楽です。(神経は磨り減りましたが・・・)下山口の焼山登山口からはバスでの移動となりますが、本数が少ないので要注意。ちなみに、下山後ストックを見ると叩きすぎて曲がっていました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。