登り始めはスノーシュー!~草津白根山(の近辺)~(群馬県)
- 投稿者
-
浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2014年01月07日 (火)~2014年01月07日 (火)
- メンバー
- ららぽーと横浜店 樽本、阿部、根本
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 白根火山ロープウェイ山頂駅→(35分)→白根レストハウス→(20分)→避難壕→(6分)→火口湖展望所→(20分)→ケルン(白根山)→(20分)→白根レストハウス駐車場→(30分)→白根火山ロープウェイ山頂駅
- コース状況
- 山頂駅で計画書を出す際、コース説明を受ける。硫化系ガスが出ているので、立ち入り禁止場所の把握が大事。
移動中も、車の窓は開けない方が良い。
雪はそんなに積もっていないが、スノーシュー無しだと腰までズボッと行く場所もある。
- 難易度
感想コメント
登り始めはスノーシューである。チョイスのセンスは樽本チーフ。八ヶ岳や安達太良、日光ではない。草津なのである。選球眼には感服するしかない。実に良いコースであった。
車でロープウェイまで行く。あまりの快晴に怖さすら感じる。外の気温は-3℃。あれ?今朝の私の地元と同じだと?
ロープウェイで山頂駅へ。樽本師団長(隊長は私だそうなので)が計画書を提出している隙に準備。ゲレンデの不思議な選曲センスに深い感銘を受けつつ、スノーシューを装着。時は午前10時。ほら貝があれば吹き鳴らしたいほどの気合であった。
指導されたコースはゲレンデを突っ切る形。「ここから先の責任は負いません」のロープを持ち上げて突き進む。夏はコンクリートだったな、ここは。そんな風に思いながら30分も進むと暑くなった。
さぁ、ここからが核心(早いのだっっ!!)。バックカントリースキーヤーがつけたトレースを泥棒しつつ、黙々と行く。行軍と言っても過言ではない厳かな雰囲気である。避難壕に着くと、既に見晴らしが良い。少し長めの休憩。阿部氏が良い笑顔である。
「君たち(風が当たる場所にいて)寒くないのかね!?んン!?」師団長の不審そうな視線がこちらに来るが、こちらは少し暑いくらいだ。「(体内に)原子炉搭載なんで、エネルギーお分けしましょうか?」
根本氏が冷静にチョコ系一口菓子(凍らないんだなぁ、コレが!)を与えていた。エネルギー充填完了と言った所か。
そこから展望所までは本当に一歩きである。夏はここが最高点。いや、最奥点。くくく、冬は違うのだよ、冬はっ!!
そこから白根山に行けるのだ。素晴らしきかな、雪化粧!スキーのシュプールがクネクネと着いた斜面は、素敵に詩的で感動的であった。樽本師団長は一番後ろから、根本氏が先行でぐんぐん行く。真ん中の私と阿部氏が比較的楽なのはきっと気のせい。根本氏は初めてのスノーシューで奮闘していたのだが、楽しんで頂けただろうか。
白根山(ケルン)は親子さんグループが一組居ただけ。広い。広いものだ。360度パノラマ。親子組が滑って行くのを見つつ、風が少し出てきたので麓で食事をすることに決め、下山開始。
「じゃ、行きまーす」
まるで「ア〇ロ行きまーす」という感じで颯爽と滑って行く樽本師団長。スキーシューの素晴らしさよ。
ツィート滑って行くのですね、師団長・・・・とつぶやく。お、これは会心の出来じゃないか!?
麓ではスノーソーとシャベルで足場を作ってテーブル作成。そしてランチタイム。N本氏が食後に雪と戯れていたことが印象的だ。「背面泳ぎぃぃ!!」「お前をカットしてやろうかぁ!」
阿部氏特製のスープでヌクヌクした後、頃合いを見計らってゲレンデへ。言わずもがな、美味いのである。カレーと豆乳のスープで、しかもちゃんと具入り。ホクホクだ。前から思うのだが、凄いことだと思う。そんな魅力的な食事の後なので、もう気は抜けかかっている。安全度Aクラス。殆どゲレンデなのである。
ロープウェイで山麓駅まで降りると、師団長が動いた。ビーコンを触った事が無い根本氏に、ちょっとだけ体験してもらおうというのだ。メーカーはマムートとアルバ。「怪しく見えないよね!?」
師団長、そう仰られた後では逆に怪しく見えると思います・・・。
私は車の前でブーツの雪落としに勤しんでいた。ブラッシングしながら、時折三人を見やる。ダメだ、変なフィルターで怪しく映る。駐車場ですからね、ココ。
その後は、草津町で温泉に浸かって体の芯を温めたのであった。一説によると、温泉にアザラシやらオットセイやらが出たと言うが、真偽のほどは定かではない。
まとめ!夏はちょっと物足りないけど、冬はものすごく楽しい!!穴場である
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