福岡の冬と言えば、、、難所ヶ滝の氷瀑
- 投稿者
- 酒井 留奈
- 日程
- 2014年02月07日 (金)~
- メンバー
- マウントギア大名 酒井
- 天候
- 雨
- コースタイム
- 駐車場(30分)大つららまで1.5k看板(15分)三郡山/宝満山分岐(20分)難所ヶ滝/仏頂山分岐(5分)難所ヶ滝(25分)尾根分岐(15分)仏頂山山頂(10分)尾根分岐(15分)難所ヶ滝/仏頂山分岐(30分)大つららまで1.5k看板(20分)駐車場
- コース状況
- 難所ヶ滝から仏頂山への登山道が雪深く傾斜ガあり足場も不安定なので注意してください。ロープがところどころ設置してあるので補助的に利用して下さい。難所ヶ滝への核心ハ分岐から滝への数分。今日はアイゼンなしで登れましたが凍るとかなりキツイと思います。先に進んでしまうとアイゼンを装着できる広い場所はあまりないので注意して下さい。
- 難易度
感想コメント
福岡に来て初めての冬。と言えばやはり難所ヶ滝の氷瀑です。
ここのところ暖かい日が続いていたので氷瀑が溶けてしまっているとは思ったのですがまずは行ってみないと!
ぐずついた空模様と葛藤し、士気を奮い立たせちょっと遅い出発。
出発時の気温は4℃。それでも少し歩き始めると汗が、、、でも雨なのでレインウェアを脱ぐわけにはいかず、思いきってフリースをオフしドライレイヤー+ウールの中厚+レインウェアで歩く。最初は少し肌寒く感じましたが歩いていると程よい感じ(って私は暑がり?)。
林道を30分ほど歩き登山口へ。ここから本格的な登山道ですが、程よく歩きやすく道標もしっかりしているので迷うところはありません(ないはずでした、、、)
途中から昨日降った雪がちらほら見え始めましたが柔らかいのでアイゼンは不要。30分程で難所ヶ滝分岐。この先ほんのちょっとで滝なのですが、この数分が結構やっかい。かなりの急な登りな上に凍っていたらアイゼンがないととてもとても登れません。途中ロープの助けも借りつつ今日はノーアイゼンで到着。“わーーーーーーぉっ”という訳にはやはりいかなかった、、、“おォ-っ”て感じでしょうか。所々つららが垂れ下がり多少の雰囲気は味わえました。自然が作り出す造形美ですからそんな時もありますよね。
今日はここまでのつもりだったのですが、時間もあるので仏頂山を目指すことにしました。分岐に戻ってアイゼンを装着。一気に雪深くなってきました。こうなると一面真っ白で登山道が分からなくなってきます。どれも行けそうな気がしてくるんです。ここは赤テープをしっかり確認して進んでください。
ここからは意外にもかなりの急登。雪の下は岩がごろごろなのでアイゼンだと歩きずらさも加わり息があがります。そしてたどり着いた尾根の分岐で一気に風に吹かれます。さすがにここでフリースを着込み仏頂山山頂へ。標高差500mですが全くの別世界のように雪景色が広がります。風によって木々は霧氷。そんな別世界を楽しみつつも寒いのでそそくさ下山。今日の雪は柔らかくアイゼンなしでも踏み込みがきいたので途中でアイゼンを外しました。その方が歩き易かった感じです。リズムよく下山してあっという間に雪景色からいつもの世界へ。でもほんの少しの山歩きで氷瀑も銀世界(?)も楽しめる。難所ヶ滝&仏頂山オススメです。
宇美町のHPでは難所ヶ滝の画像が定期的に更新されているのでお出かけの計画の際にはチェックしてみてください。
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