厳冬期蔵王連峰山スキー

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年02月14日 (金)~2014年02月14日 (金)
メンバー
天候
曇り
コースタイム
地蔵山頂駅~(15)~地蔵山~(30)~熊野岳~(60)~刈田岳~(50)~熊野岳~(30)~地蔵山~(7)~三宝荒神山~(3)~樹氷原コース~(20)~山麓駅
コース状況
稜線・エビの尻尾やシュカブラでボコボコ
スキー場・気持ち良い斜面
難易度
Google Map

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感想コメント

天気予報がギリギリもちそうな東北地方の蔵王へ向けて金曜日の3時に自宅発。
高速道路を4時間走って下道も数時間走って午前9時半ごろ蔵王に到着。

準備をしてスタート。
本当はロープウェイを使わずに下から歩きたかったけど、営業時間中にスキー場を遡上すのも気が引けたので今回は利用した。
二本乗りついで標高1631mの地蔵山頂駅へ。

山頂駅では樹氷=アイスモンスターがお出迎えしてくれた。
ただ天候は曇天だった為”最強に綺麗”というほどでもなかった。
しかし空気自体は澄んでいたので遠くの鳥海山、月山、朝日連山等はしっかり見えていた。

数枚写真を撮り、スキーを履いて、観光客やスキー客でごったがえした山頂駅周辺からシール歩行開始。
シール歩行をして数分で気付いたのだが、稜線は雪というより氷(主にエビの尻尾や段差)で全然滑れない事が判明。
登りは平気だが下りは先がおもいやられるな~と思いつつ登る。

スタートから10分程で地蔵山に到着。
数枚写真を撮って蔵王連峰最高峰の熊野岳に向かう。

熊野岳へは一旦下ってから登るルートだったが、下りもボコボコなのでまともに滑れなくて我慢の下り。
そして30分程で熊野岳に到着。
山頂には神社があるはずだったが、エビの尻尾に包まれた大きな集合体があるだけで建物みたいな物は無かった。
(多分この集合体の中だったのかも)

山頂では10分程滞在して南にある刈田岳に向かう。
やはりこの区間もボコボコでほとんど滑れなくて歩くのみの状況だった。

刈田岳に向かう途中からは蔵王名物の御釜も左側(太平洋側)に見えてきた。
60分程歩いて刈田岳に到着。

刈田岳山頂にも立派な鳥居と神社があったが激しく氷に覆われていた。
しばらくして宮城県側からボーダー二人組が登ってきたが、
宮城側も雪ではなく氷の大地になっていてボコボコでどこを滑ろうか?と不安になっていた。
自分もスキー場トップまでは滑れないな~と覚悟していた。

刈田岳では20分程滞在して栄養もしっかり補給。
天候も曇天だけど写真を沢山撮る。

復路ではアップダウンがあるのでシールを着けたまま歩く。
熊野岳や地蔵山を越えて再び地蔵山頂駅へ。

いよいよここからお楽しみのスキー場滑走と行きたいところだが、目の前にあるピークの三宝荒神山にハイクアップ。
このピークを踏む事で蔵王連峰の主要ピークを縦走した事になるので、満足度も増すという事。
数分で三宝荒神山に到着して蔵王連峰制覇。

山頂ではシールを剥がして靴も滑走モードにしていよいよ滑走開始。
山頂駅まではボコボコのエビの尻尾地帯をゆっくり滑り下りる。

山頂駅=蔵王温泉スキー場のトップなのでここからはスキー場を下る。
最長で約10kmあるコースを思いのままの滑走。
コース横の非圧雪地帯も積極的に突入してフカフカのパウダーを楽しむ。

山麓には駐車場が三ヶ所あって間違った場所に下りないように、
途中で何度もマップを見る為に止まったりしたが、山頂から僅か20分程で滑り降りる事が出来た。
稜線で滑れなかった分、スキー場で滑れたので気持ち良かった。終わりよければ全てよし。

夜はライトアップ鑑賞、見る価値大有りです。

フォトギャラリー

樹氷ライトアップ

樹氷と月山

熊野岳山頂

エビの尻尾

エビの尻尾

自然の造形美

刈田岳

御釜

樹氷

アイスモンスター

ライトアップ

ブルーモンスター

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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