マレーシア キナバル山

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2010年06月10日 (木)~2010年06月11日 (金)
メンバー
天候
曇り時々雨
コースタイム
スタート地点(TIMPOHON GATE/標高1866m 9:30) → 宿泊場所(PENDANT HUT/標高3289m 13:30)
宿泊場所(PENDANT HUT 2:30) → チェックポイント(CHECK POINT/標高3700m3:30) → 頂上(LOW'S PEAK/標高4095m 4:30)
頂上(LOW'S PEAK 5:50) → ヴィアフェラータ スタート地点(Via Ferrata/標高3776m 6:30)
ヴィアフェラータ スタート地点(Via Ferrata 6:50) → ヴィアフェラータ(Via Ferrata 終了地点/標高3400mくらい 10:20)
ヴィアフェラータ(Via Ferrata 終了地点 10:20) → 宿泊場所(PENDANT HUT 10:45)
宿泊場所(PENDANT HUT 11:45) → スタート地点(TIMPOHON GATE 13:45)
※あくまでも私が歩いたコースタイムです。
コース状況
雨の多い登山道で、当日も天候が思わしくなく、道がぬかるんでいました。
観光地となっているだけあって、登山道は良く整備されており、急登には階段が設けられ比較的歩きやすいコースだと思います。
シェルターと呼ばれる東屋風の休憩所が宿泊地までの間に7カ所あり、全てトイレ付きでした。
夜間の登山は、辺りの地形はまったく分からないが、森林限界を超えると岩場に変わり、山頂まで延々と延びるロープを目印に、ひたすらその白いロープから外れないように登り続けるだけである。
が、その登山道にFixされてるロープは運動会の綱引きで使うような太いロープで、定期的に交換されているのかわからないが、傷んでいる箇所が所々に見られ、安心して掴まれるものではなかった。
森林限界を超えた一枚岩は岩自体が登りやすく特に危険な箇所はないと思います。
難易度
Google Map

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感想コメント

キナバル山(Mt.Kinabalu)は、世界遺産であり、ボルネオ島北部のマレーシア領のサバ州にある山。
標高 4,095.2mで東南アジアの最高峰である。
キナバル山自体は、登山に当たり高度は高いが技術的に難しい山ではなく、富士山を登ることのできる健常者であれば老若男女誰でも登頂できると思います。
勿論ガイド付きが必須です。
一般的なツアーは、3,400m付近の山小屋に1泊。翌日早朝に登頂してご来光を拝み、その日の内に下山する1泊2日の山行となっています。
日本で言う、富士登山と似たような感じです。
標高1560mの管理事務所で登山の届出、入山料等を支払い許可証(カード)を貰います。
このカードは、チェックポイントで提出が必要となりますので、なくさないように。
入山届提出、入山料の支払いおよびガイドの随行が義務化されています。
また、下山時に公園事務所で登頂認定書を有料で発行してもらうことができるが、ツアーだとこの辺りの料金も込みになっているはずです。
観光地なだけに入山者も多く、私達が入山した日は150人超えでした。
泊まった宿(ペンダントハット)は、簡易ベッドの上に寝袋があり、フリードリンク、シャワーも完備(使用はしてないが)されていた。
が、夕食は、泊まる宿の下にある宿(ラバンラタ レストハウス)まで食べに行かなければならなかったのが、面倒でした。
食事は、ビュッフェ形式で、山小屋では有り得ないほど、料理がすごく充実していた。
一斉に人も集まるので、食事にありつくまで長い列を待たなければならなかった。
頂上での記念撮影は、到着時間が遅くなると順番待ちになるほど混み合います。
観光地であるせいか、今回は軽装な登山者が多く見られました。
観光地と言っても、キナバル山はちゃんとした一つの山なので、しっかりとした服装と装備をお勧めします。

フォトギャラリー

キナバル公園管理事務所(ここで入山手続きなどをする)

登山道…➀

登山道…②

常に霧にでした。。。

シェルターと呼ばれる休憩所で、どのシェルターにもトイレ完備

ボルネオのリスで、餌付けに慣れていた

名前のわからない花…①

名前のわからない花…②

ツアーについていた昼食(チーズのサンドウィッチ、ゆで卵、チキン、水)

ポーター…①

ポーター…②

今回泊まった宿(PENDANT HUT 標高3289m)

霧の晴れ間に見れた一枚岩の花崗岩(ヴィアフェラータする岩壁)

ビュッフェスタイルの晩ご飯(想像以上の豪華さにビックリでした)

満点の星空の下で、ご来光の為の夜間登山

頂上にある看板

今回のご来光は見れず

頂上で思い思いに楽しむ人々

下山時に見える景色

登ってきた頂上を振り返る

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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