芦別岳BC 本谷
- 投稿者
-
林 勇樹
大丸福岡天神店
- 日程
- 2014年05月07日 (水)~2014年05月07日 (水)
- メンバー
- サッポロファクトリー店 林
- 天候
- 晴れのち曇り
- コースタイム
- 旧道登山口(110分)ユーフレ小屋(180分)稜線(60分)ユーフレ小屋(120分)旧道登山口
- コース状況
- 登山口~ユーフレ小屋…倒木、土砂崩れ、腐った雪などで歩行しづらい。何度も高巻き。登山靴で歩行。
本谷…デブリ、落石が多い。必ずヘルメット着用のこと。ヒグマの足跡あり。兼用靴で歩行。
- 難易度
感想コメント
芦別岳バリエーションルートの入門コースである本谷をスキー滑降を交えて登ってきました。
旧登山道の道の悪さは聞いていましたが、想像以上でした。倒木や笹被りがある道の高巻き、土砂崩れや雪渓のトラバース、下を見ると勢いよく流れるユーフレ川の断崖...ユーフレ小屋まで気の抜ける場所がありません。板とブーツををザックに付けていたので余計に疲れました。
ユーフレ小屋から本谷を詰めますが、デブリが多く、デブリでない場所も雪が柔らかく膝下まで埋まり、こちらも歩きづらかったです。本谷は本来は芦別岳の西の1650mコルへ登るようですが、ルートをミスって北寄りの稜線に出てしまいました。
本谷から空を見上げると雲がすごい速さで流れていましたが、案の定稜線に上がると風が強くなり、スキーデポして山頂まで行こうとしましたが、吹っ飛ばされそうになったので諦めて引き返しました。
本来狙っていた滑降ラインではありませんでしたが(後悔)、今回のエントリーポイントも結局は本谷に向かって滑るわけですので良しとしましょう。最初の数ターンは40度超の急斜面で点発生雪崩の跡もあり、難易度は高かったです。雪質もイマイチで重く締まった片栗粉。ターンがしづらい。気持ち踵に体重をかけて滑りました。
滑走時間ほんの10分程度で落石に阻まれ、歩行での下山を余儀なくされました。ユーフレ小屋までは難なく下れましたが、やはりそこから登山口までの歩行が大変でした。ヒグマの足跡もあり、違う恐怖心もありました。
今回の山行は身体的・精神的に非常に疲れました。芦別岳本谷はスキーでは強敵でした。ヘトヘトです。
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