意地でもテント泊!残雪西穂
- 投稿者
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齋藤 千春
浦和パルコ店
- 日程
- 2014年05月12日 (月)~2014年05月13日 (火)
- メンバー
- 新潟亀田店 小林、増田、飯田
- 天候
- 雨→晴
- コースタイム
- 1日目 ロープウェイ西穂高口(70分)西穂山荘
2日目 西穂山荘(45分)丸山(60分)独標(40分)丸山(20分)西穂山荘(60分)
西穂高口
- コース状況
- 西穂山荘までは、日が当たらない場所は雪が硬く、急登もあるのでアイゼンがあった方が歩き易いです。
丸山までは冬道、それ以降は殆ど夏道なので、岩場はアイゼンを外した方が安全だと思います。
- 難易度
-
感想コメント
社員4人揃って最初で最後(?)の山行に行って参りました!勉強も兼ねて気合を入れて冬季テント泊に挑みました。ザックが重いこと重いこと。今まで経験した中で一番の重さだったと思います(20㎏近くあったのでは…)
初日は小雨の中、頑張って先輩たちに付いて行きました。急登と空気が若干薄い為既に息が切れ気味。山荘に着いた時には雨がざあざあ降り出しましたが、折角運んだテン泊道具を台無しにしまいと意地になって設営します。先輩が着々と組み立てていく中、案の定私は風に煽られ飛ばされかけながら、しかも自在が夏仕様になって居た為、かじかんだ手で張り綱をほどく所から始めなければなりませんでした。時間が経てば経つほど命取りになってしまいます。見かねた先輩方が手伝ってくれたおかげで何とか完成しましたが、ソロだったら確実に小屋泊りに切り替えていたことでしょう。テントはまだまだ落第点です(´Д`)
身も心も冷え切った体に先輩特製すき焼きと店長のホット梅酒をごちそうになりました。何から何まで世話になりっぱなしです。仲間と登山って本当に楽しい!私に出来ることはしっかり休養して明日に備えること、あったかい寝床を作って早々と床に就きました。外はかなり強い雨と風でテントが破壊されるのではと思うくらいでしたが何とか朝までもってくれました。こんな厳しい状況でもテントの中は不思議と暖かく、性能の良さに偉く感動してしまいました。私は朝までぐーすか眠ってしまいましたが、先輩方はあまり寝付けなかったそうです。何だか申し訳ないです。
翌日も雨が止みません。弱くなるまで小屋で停滞し、霧雨に変わったところで漸く出発。丸山を過ぎ、夏道の岩稜帯に差し掛かったところでガスが切れ、待望の青空が出現、皆思わず歓声を上げていました。雲間から顔を覗かせたのは、笠ヶ岳の三角頭、振り返れば焼岳の荒々しい山肌が見え隠れしています。そして前方には西穂のピラミッドピークが堂々と待ち構えていました。圧巻の一言、あの頂を越えて行きたいと思いが募りましたが残念ながら時間切れ、独標が終点となってしまいました。
皆中々下山しようとしません。もちろん私もです。西穂の重力に私達はすっかり引き寄せられていました。時間も押していたので名残惜しい気持ちを抑えて、気を引き締めて岩場を下山。岩場が終わると雪の道を駆け下りました。絶景の中を皆大はしゃぎで走り抜けます。私は調子に乗りすぎて足を取られ転倒しかけました。空はいよいよ晴れて背中には前穂のギザギザ尾根がせり上がってきました。奥穂も辛うじて見えましたが、ジャンダルムは未だガスの中、簡単には姿を現しません。
あっという間に山荘まで戻ると、上高地を挟んで手前に明神岳が居座っていました。ああ、昨日がこんな天気だったらなあとつくづく思います。ロープウェイ駅に近づくにつれ、右手には槍の矛先が見えてきました。二年前に越えたキレットも相変わらず切れ落ちていました。やはり北アの千両役者という感じです。こんな景色に囲まれていると荷物の重さをすっかり忘れていました。
次はテントをもっとスマートに設営できるようになって戻って来たいです(≧◇≦)
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