念願の屋久島宮之浦岳縦走②

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投稿者
酒井 留奈
日程
2014年06月09日 (月)~2014年06月12日 (木)
メンバー
マウントギア大名 酒井
天候
1日目:晴れ 2日目:雨 3日目:雨 4日目:雨のち晴れ
コースタイム
3日目:鹿之沢小屋<70分>永田岳山頂分岐<55分>焼野三又路<30分>平石<60分>第2展望台<40分>新高塚小屋 4日目:<50分>高塚小屋<15分>縄文杉<125分>ウィルソン株<115分>楠川分岐<65分>荒川登山口
コース状況
とにかく木道が続くので雨の日は注意が必要です。さらに縄文杉へのあがってくる登山者とのすれ違いにも気を付けてください。
難易度
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感想コメント

3日目:昨晩は激しい雨音と風の音で何度か目を覚ましました。朝になったら止んでるといいなぁ、、、と思いつつ朝を迎えると残念ながら雨、雨、雨。今日は新高塚小屋まで4時間の行程なのでギリギリまで粘ってみたものの止むことはなく、、、それでも多少弱まってきた雨の中を出発。まずは永田岳まで登り返します。昨晩の雨のためか登山道はぐちょぐちょ、というより完全に水没しているところも。慎重に下ったロープヶ所を今度は必死に登ります。もちろん今日は永田岳はパス。焼野三叉路でしばしの休憩の後新高塚小屋へ進みます。今日は鹿の出没が多い!近寄っていってもなかなか逃げません。平石を過ぎたころから周りの雰囲気が変わってきました。シャクナゲの木々に囲まれた木道、雨に濡れてつややかな木肌を見せるヒメシャラの木々。とにかく木道が続きます。雨に濡れているので滑らないように注意。程なく第二展望台へ。心の目で展望を想像し、さらに30分程で第一展望台。もちろんここでも心の目で展望を想像し、、、次は晴れている時に来たいです。もうひと踏ん張りで新高塚小屋に到着。中には淀川小屋でご一緒だった方が。やはり昨日の悪天で鹿之沢小屋行きはやめて新高塚小屋に来ていたそうです。今日はここで停滞中とのことでした。私たちも濡れた衣類を干しまくりお決まりの珈琲を入れてやっと一息。しかし毎日毎日びっしょりだ。午後から回復するとラジオでは言っていたのに一向に雨は止む気配がありません。明日はなるべく早く出発してバスに乗りたいところ。なんとか雨があがってほしいのですが、、、

4日目:願いむなしく雨音がしっかり聞こえています。かなり本降り。流石にこの中を出発するのは厳しいかと今日もギリギリまで粘ってみたもののタイムアウト。重い腰をあげてスタートします。
弱まったり強くなったりする雨の中まずは高塚小屋まで。今日も木道ばかり。私は木道が苦手。滑りはしないかとかなり慎重になりすぎるので余計に時間がかかっている。程なく新しくなった高塚小屋に到着。3階建のきれいな小屋です。丸太小屋に見えるのですが実はこれ防水になっている紙管なのだとか。スゴイですね。次はここに泊まろう!
そしていよいよ縄文杉へ。やはり違います、存在感が違う!紀元杉や川上杉を見てこれも十分スゴイと思ったけどケタ違いです。初めてきた時はツアーに参加し、シーズンだったこともありかなり渋滞していた記憶が。でも今日は時間が早いこともあって私たちだけ。思う存分堪能しました。
縄文杉を過ぎるとコケの似合う森の様相になってきました。水の流れが増えコケが増え、、、荒川登山口から登ってくる人たちともすれ違うようになってきました。
夫婦杉を過ぎ、大王杉を過ぎ、あのウィルソン株に着くころ日差しが。ウィルソン株ではお決まりのハート型を写真に撮りまくり、最後の下りを終えるとトロッコ道に合流。ここからひたすらトロッコ道を進みます。本格的に天気が回復したようで途中でレインウェアを脱ぎます。屋久島は雨もいいのですがやはり天気がいいとわくわくしてきますね。時間が押している中ついつい写真撮影に夢中になる旦那。
白谷雲水峡との分岐になる楠川分かれでなんとトロッコに遭遇。実際この線路をトロッコが走るのを初めて見ました。さらにその先でパトロールトロッコにも遭遇。でも長い長ーいトロッコに次第に飽きてきた頃、、、ようやく荒川登山口に到着。いやぁ、長かったです、お疲れ様でした。

フォトギャラリー

圧倒的な存在感の縄文杉

階段を降りたところから全体をパシャリ

コケ いいですよねコケ

ウィルソン株 いい天気になってきました

ばっちりハート型

コケ2

トロッコ道に合流

コケの森

トロッコ道

コケ3

コケが似合います

こんな橋を何度か渡ります

トロッコ!!

パトロールトロッコ!!

やっぱり晴れると気持ちいい

トンネルを抜けると

荒川登山口

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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