ライチョウのいない火打山
- 投稿者
-
齋藤 千春
浦和パルコ店
- 日程
- 2014年08月04日 (月)~2014年08月04日 (月)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 笹ヶ峰駐車場(60分)黒沢(80分)富士見平(45分)黒沢池ヒュッテ(45分)
高谷池(60分)山頂(150分)笹ヶ峰
- コース状況
- 前日の雨のせいで、雷鳥平から山頂までかなりの田んぼ状態でした。雨さえ降らなければ危険箇所はほとんどありません。
- 難易度
感想コメント
百名山の火打山に行ってきました!ライチョウに会いに行ったのにライチョウには会えず、代わりに夏休みの中学生の団体様に出くわしてしまい、十二曲りから富士見平まで必死の90人抜きをしてげっそり(;´д`)道を譲ってくれてありがたかったですが、90人は流石に多かった…。
気分を変えたかったので富士見平から黒沢池方面へ進路をとると、夢でも見てるような心地の良い場所に出ました。ただっ広い草原に、私だけただ一人…。思わず涙が出てしまいそうな優しい光景でした。こんな標高の高い所にこんな場所があるなんて!地図で確認すると成る程、ほぼ等高線がありません。苦労して登ってきた甲斐がありました。
黒沢池ヒュッテを過ぎ登りに差し掛かかると、曇り空がみるみる下降しガスが出てきました。天気が良ければ背中に妙高、行く手に火打が見えるはずですが生憎雲の中。人気の無い道をてくてく歩いて行くとその終点に高谷池が現れました。ガス掛かってはいますが、かえって幻想的で主でも棲んでいそうな雰囲気です。天狗の庭まではハクサンコザクラやチングルマ、イワイチョウ、キンポウゲ、ツガザクラなどの花が咲き乱れ、池塘にはワタスゲの群生がそよそよと風に揺れていました。ここでしばらく写真タイム。つい長居してしまい、気が付くと山頂への道はミルクのように霞んでしまいました。
天気は悪いが、これならきっとライチョウに出会えるはず!と期待に胸を膨らませ頂上へと向かいますが、雷鳥平を過ぎ、木段をいくつも登り、気が付くと山頂に着いてしまいました。あれ、ライチョウさんは?きっと恥ずかしがって出て来ないのだろうと、山頂でラーメンを煮て待つことに。食べ終わってもまだ顔を出さないのでさらに食後のコーヒーで一服。それでもまだ出て来ないし、ガスは晴れないし、体は冷えてきたし、諦めて下山することにしました。
雷鳥平に戻ってもライチョウの影さえ見えず、高谷池では再び中学生ご一行様と遭遇。野生動物には会えず、沢山の人と出会った山行でした(´ー`)
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