立山三山~剱岳

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年09月01日 (月)~2014年09月02日 (火)
メンバー
天候
雨/晴
コースタイム
室堂(50分)一の越山荘(60分)雄山(70分)真砂岳(100分)剱沢キャンプ場
剱沢キャンプ場(20分)一服剱(150分)剱岳(145分)剱沢キャンプ場(60分)剱御前小舎(130分)室堂
コース状況
室堂から立山縦走路は危険箇所はありません。大汝~別山は避難できる場所がほぼないので雷雨等注意。
剣沢小屋からすぐ、劔岳への雪渓は迷いやすいので、暗い中での行動に注意。
難易度
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感想コメント

1泊2日立山・劔岳。
北アルプスでは雨が続き、下界でも晴れる日が少なくギリギリまで悩み決行。
扇沢からのトロリーバスは7時半が始発。
荷物は10kgをオーバーすると別途料金がかかります。
ザックを背負った登山者が半分、観光客が半分。
室堂の天気は曇り。せめてこの状態でテン場まで行ければと思っていました(_ _)
平日でも立山は人が多く、すれ違い時に注意を払いながら登ります。一の越までは整備された広い道、その先はガレ、下りてくる人を確認しながらゆっくり登ります。
雄山まではすぐ。登拝料500円を払い、お守りを受け取り、頂上でお祓いと御神酒を受けます(思わぬタイムロス!)。
ここから大汝、真砂まではなだらかな尾根歩き。なだらかすぎて真砂岳の山頂を見落とすほど(笑)
別山手前で雨…ヒョウ…大雨(_ _)別山を諦め、室堂まで下りることを考えましたが、明日の予報は晴れ。それを信じて剣沢小屋へ向かいました。テン場はガラガラ。小屋も宿泊者は少なかったです(悪天候で下りた人が多い為)。
剣沢小屋はとても綺麗で、シャワーまで付いてます!
自炊室ではなく、食堂で宿泊者の食事が終わった後自炊してよいとのこと。ただそれが18時過ぎなので、もっと早ければ早く就寝できるのに~と。
小屋の若主人佐伯さん(文蔵さんのお孫さん?)に受け付けで丁寧に劔岳への取りかかりを教えていただきました。劔岳に向かう登山者1組1組に説明していました。
翌朝、予報通り天気は◎、あまり早く行っても暗い中鎖場にかかるのは危険とのことで、一服剣でご来光を予定して4時に小屋を出発。一服剣までは雪渓で迷わなければスムーズに一服剣まで来ることができます。
一服剣から先、前剣にかかると岩と鎖のスリリングゾーン。手を離すか足を滑らせればガラガラと落ちます…上からの落石も自分が落石してしまうことにも注意し登ります。
危険と感じ引き返す人もいます。
間違えて下山路を登り、はち合わせになり怒られる人もいます。
山頂まで来るとぐるりと素晴らしい景色。
次に登る鹿島槍、五竜、富士山や八ヶ岳も見えます。富山の街、日本海も確認できます。
この日は雲が少なく本当に素晴らしい展望でした^^
下山はより慎重に。
剣沢でテントを撤収し、室堂へ下山。
扇沢で破砕水のサイダー「ハサイダー」で乾杯♪
お疲れ様でした~

フォトギャラリー

扇沢からの始発が7:30。10kg以上の荷物は別途料金発生~

室堂から一の越、その先がゴロゴロ。

一の越小屋。天気が猛烈に崩れてきます(´`)

1座目雄山。お守りとお神酒をいただきました。

2座目大汝山。

まさかの真砂のトップを見落とす。別山の分岐前で雨に降られヒョウに降られ…別山は諦め剣沢小屋へ。

翌朝3時満点の星!4時過ぎに小屋を出発。別山尾根、剣沢小屋、剣山荘。

一服剣を越えて、太陽が昇りました。いい天気♪

足元を確認しながら慎重に鎖をつたいます。日差しが強い…

後立山、鹿島槍などなど!今日はいい天気♪

鎖場に番号がふってあります。どこも危険個所、落石注意!

鎖と岩

早月尾根分岐。富山の街と日本海が見えます。

山頂!

下山。剣山荘と別山尾根。

剣山荘

剣沢小屋前、岩肌が美しい劔岳。

剣沢小屋の若主人、いい男♪

みくりが池を経て室堂、お疲れ様でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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