鈴鹿の沢 神崎川本流~ジュルミチ谷~銚子ヶ口岳

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2014年09月03日 (水)~2014年09月03日 (水)
メンバー
川西店 本田康之
他1名
天候
雨/曇り
コースタイム
林道ゲート(65分)取水口手前入谷口(150分)ツメカリ谷出合(36分)ジュルミチ谷出合(16分)ジュルミチ大滝(60分)二股(15分)最後の滝(90分)稜線(20分)銚子ヶ口東峰(100分)銚子ヶ口登山口(7分)林道ゲート
コース状況
アプローチ
・国道421号杠葉尾の神崎川を渡る神崎橋手前の林道が入口
・公共交通機関は近江鉄道八日市駅から永源寺まで近江バス・永源寺から杠葉尾までちょこっとバスがあります

①平成25年から神崎川林道入り口にゲートがあり、一般車通行止
②入渓は取水口手前から河原に降ります
③ツメカリ谷出合まで4・5回深い釜がありますが、そのうち1か所だけは水流が強く、滝の手前で岩に逃げ ます。他は泳いで抜けれます。
④ジュルミチ谷入り口には小さな看板がありますが、入り口が普通の河原で手前の沢と間違いやすい
⑤ジュルミチ大滝は脆く、登らない方がいい
⑥マーキングのある顕著な二股は左に行く(左の側壁に大きな滝が流れます)
⑦最後の10m位の滝は左岸の階段のような草付を尾根に向けて上がると銚子ヶ口方面へ、これが正解
 この滝は登れないので、巻く場合でも同じ道を上がり、左へトラバースして戻ります。
 沢を詰めると、最後はシャクナゲの合間を縫って、稜線にでます。稜線に出ると赤い杭があり、頂上まで は登山道のようなわりとわかりやすい道が続きます。
⑧銚子ヶ口東峰~杠葉尾登山口までは整備されたいい道です
⑨立ち寄り湯は永源寺温泉八風の湯が1300円(10:00~22:00 無休)
難易度
Google Map

より大きな地図で 神崎川本流~ジュルミチ谷 を表示
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

神崎川本流の遡行対象は取水口から大瀞までですが、とぎれとぎれですが過去5回ほど行っています。それほど何回来てもいい沢で、特に晴れていたら明るく、白い岩ときれいなグリーンの釜がおがめた上に、快適に泳げます。しかし、今回は雨交じりでやや水も冷たい感触。そこで、途中のジュルミチ谷に入り、銚子ヶ岳へ抜けてみました。
ジュルミチ谷は大きな滝がなく、それほど遡行対象にならずあまり人が訪れない静かな沢です。銚子ヶ口に抜けるためにマーキングが少しだけあり、特に二股にかかっているのは安心します。その先の最後の10mくらいの滝を最後に尾根にあがるようですが、今回はわからず沢を詰めていきました。すると銚子ヶ口東峰から南に伸びる稜線にでて、そのまま踏み跡をたどり、頂上に着きました。稜線にあがった時点でいまいち、現在地がわからず、思っていた箇所と違う尾根だったとわかったのが頂上から下山についた頃。視界もなく、逆方向に下山していたのがわかり、見覚えのない標識を見て、あわててもどるはめになりました。完全に方向を見誤り、情けなかったです。
銚子ヶ口岳(ちょうしがくちだけ・1076m)もあまり人が来ない山で、この奥にある秘境とされるイブネやクラシへの通り道になっています。頂上は三角点のある中央が主峰ですが、東西南北の頂上があり、各々標識があるようです。普段はヒルが多い山で立ち寄りたくない山ですが、今日はこの界隈には見ませんでした。今回は杠葉尾の銚子ヶ口登山口へ下山しましたが、通常、この山には風越谷を詰めた林道終点からモノレール軌道沿いに上がってくるのが最短ルートです。下りに使った杠葉尾からの道は尾根沿いで結構、傾斜が緩い尾根で時間がかかると思いました。

フォトギャラリー

入渓の取水口突堤

本流だけに川が広い

泳いできた緑の釜

ここも泳いでいきます

さらに泳いでいきます

花崗岩と渓流の美しいコントラスト

またまた泳いで上陸

ツメカリ谷出合手前の大釜

ツメカリ谷出合付近は広い河原

ジュルミチ谷出合

斜瀑3m

ジュルミチ大滝

その先は暗いガレ

最後の滝  ここは左岸から巻く

最後のツメ

銚子ヶ口東峰

下山の出だしはシダの原

道がいいです

銚子ヶ口登山口

林道ゲート前

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

イオンモール各務原店 - 登山レポート

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部