錦秋の高島トレイル(悪天の為、敗退)
- 投稿者
-
大塚 成人
ならファミリー近鉄百貨店奈良店
- 日程
- 2014年10月30日 (木)~2014年11月01日 (土)
- メンバー
- 名古屋駅前店:大塚
- 天候
- コースタイム
- 【一日目】9:00愛発越→10:45乗鞍岳→12:50黒河峠→13:40三国山→14:46赤坂山→16:00寒風近くの林にてテン泊
【二日目】8:00寒風→8:47大谷山→9:50抜土→11:03大御影山→13:30三重嶽→15:30武奈ヶ嶽→17:36水坂峠
【三日目】6:30水坂峠→7:30二の谷山→8:43桜峠(行動修了)
- コース状況
- 全体を通してトレイルコースの目印(道標、リボン)は多い。踏み跡もはっきりしている箇所がほとんどだが、一部にコース不明瞭な個所あり。地図とコンパス、読図能力は必須。また水場など各種情報の掲載されているNPO法人高島トレイルクラブ作成の「高島トレイル詳細マップ」はお勧め。
- 難易度
感想コメント
以前から歩いてみたいと思っていた高島トレイルに紅葉の季節に行ってきました。
高島トレイルとはマキノの愛発越(あらちごえ)から朽木の三国岳へ至る約80kmのトレイルコースで、その行程のほとんどは本州を日本海側と太平洋側に仕切る中央分水嶺を通っています。
雨はこのトレイルのどちら側の斜面に落ちるかで若狭湾に流れるか琵琶湖に流れるかが決まるわけです。トレイルを歩けば、あちこちから望むことができる琵琶湖と若狭湾がそのことを教えてくれます。
また、テント場はトレイル保護の為に設けられておらずハイカーは好きなところにテントを張れます。だからと言って好き勝手して良いというわけでは無く基本的なルールやモラルは守った上で(水場の近くは避ける、トレイル上にテントを張らない、焚き火をしなしetc...)楽しくテント泊しましょう。
おすすめの行程は5泊6日だそうですが今回は3泊4日の予定で計画。
普段の山でのコースタイムと合わせて荷物も軽くすればこれで十分との判断でした。
結果としては、予報よりもかなり早く天候が崩れこれ以上歩いても楽しくないと判断し、3日目で切り上げてしまいました。
しかし前半の紅葉と眺望は素晴らしいもので、スルーハイクでなくとも良いのでまたぜひ行きたいです。
コース状況は上述のとおりですがもう少し詳しく。
基本的に歩きやすく踏み跡もしっかりしていましたし、道標・リボンもあまり途切れることなく続いていました。
しかしながら一部踏み跡が不明瞭な箇所があり、またそういうところに限ってリボンが見つからず途方に暮れるという場面が何回かありました。リボンが朽ちて地面に落ちているのも何回も見ましたし実際にトレイルを歩かれる方は気を抜かず常に現在地を把握してください。また、急に方向転換したり開けたピークに分岐があったりと地形自体にも迷いやすいか箇所がありました。こちらにも注意してください。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。