冬至に高尾山でダイヤモンド富士を眺める
- 投稿者
-
中澤
ららぽーとTOKYO-BAY店
- 日程
- 2014年12月22日 (月)~2014年12月22日 (月)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 高尾山口駅ー(10分)-稲荷山コース登山口ー(30分)-展望台ー(45分)-高尾山山頂ー(60分)-高尾山口駅
- コース状況
- 稲荷山コース途中のトイレは老朽化のため使用できません。
- 難易度
感想コメント
昨年同じくらいの日の昼間に高尾山に登ったので、今年はダイヤモンド富士にあわせて登ろうと思い、16時前に山頂に着くように高尾山口駅へ向かいました。
一番好きな稲荷山コースを歩いていると、上からも下からも登山者が・・・。やはり空気の澄んだ冬の晴れた日に登りたい、ダイヤモンド富士を見たいとそれぞれ目的はありますが、同じ時間帯に山頂へ向かうと「あの人もダイヤモンド富士か・・・」となんとなく勝手な連帯感が生まれます。
山頂に着くとすでに展望台には人だかりが。三脚を構えた高級カメラが並び、富士山の見える位置に人が立って太陽が落ちるのを待っていました。
とりあえず売店で買った熱燗の高尾山(450円)を飲みながら、16時が過ぎるのを待ちました。この清酒高尾山はなかなかおいしかったです。
コップ酒で身体を温めながら集まってくる人たちを眺めていると、イベント的な場の高揚感があり、初日の出などを山で見たことがないわたしにとってはなかなかおもしろい体験でした。
16時15分頃からゆっくりと太陽が富士山の山頂に落ちていき、とうとう沈んでしまうまでその光景をじっと眺めていました。
沈んだ太陽の光が富士山の向こうにぼんやり燃えるように広がって雲が流れていくようすは本当に美しく、今年の締めくくりとしてダイヤモンド富士を眺められたことをうれしく思いました。
富士山を眺めていると、ふと前日のことがよみがえってきました。
昨夜はある方の定年退職の送別会でした。思い出深いのでここにすこし書かせていただきます。
その方が40年ほど前にはじめて勤めた横浜店は、社員2人だけのお店でした。それが今はたくさんの社員がいて、お店も増え、大きな会社になりました。
先日、ご自分の実家にほかの社員の方と一緒に行かれて、もうご両親は住んでいないし家の中も自分のいたときとまったく同じでもないのだけれど、それはまぎれもない自分の実家で、帰る場所なのだ。みんなにとって、この好日山荘が、実家になればいいと思う。
あと何十年経って自分がこの世にいなくなっても、みんなにとってこの好日山荘が、実家になればいい。
そのようなことを最後の挨拶で話されていました。
この言葉を思い出すと、本当にいい言葉だなと思いすこし泣けます。
この言葉の通り、好日山荘が心の実家になる、そんな会社でありそんな自分でいたいと思います。
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