京極より羊蹄山

登り始めて疎林帯に差し掛かると風が非常に強くなりましたが、うっすらと上空に青空が見えたので我慢して高度を上げていきました。

雲を抜けると風も穏やかになり、間もなく火口壁へ。シールで山頂まで上がれました。
これ以上ない晴天で、壮大な景色を堪能しました。

時間もたっぷりと余っていたので、お釜を4本滑りました。火口壁に着いたのは私が一番だったので、お釜へのファーストトラックも頂きました。
その後、続々とスキーヤー、スノーボーダーが現れましたが、その大半は海外の方々でした。
最高の天気、最高の眺め、最高の斜面に皆さん感動されたのではないでしょうか。


今回一番大変だったのが登山口までの滑走でした。
カチカチのハードバーンで、楽しみなどなく恐怖しかありません。
転倒したら数百メートル下までノンストップになりかねないので、終始スピードを制御しながら慎重に滑りました。
その結果、下部の楽しいはずのソフトな斜面は脚が疲弊して滑るのがやっとでした。
下山後は京極温泉へ直行し、脚の疲れを癒しました。

今回の山行で4度目にして初めて羊蹄山の山頂を踏めました。

充実した一日でした。