残雪の五竜岳(遠見尾根)~唐松岳(八方尾根)縦走

投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年04月23日 (木)~2015年04月24日 (金)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
1日目
地蔵の頭-(70)-小遠見山-(110)-西遠見山-(65)-五竜山荘
総行動時間:4時間40分

2日目
五竜山荘-(50)-五竜岳-(30)-五竜山荘-(75)-大黒岳-(70)-唐松岳頂上山荘-(15)-唐松岳-(10)-唐松岳頂上山荘-(90)-八方池山荘
総行動時間:7時間
コース状況
遠見尾根は一部夏道が出ているが、ほぼ雪で埋まっている。特に危険個所はない。
白岳はトラバースした。雪の状態によっては尾根通しに登ったほうが良い。
五竜山荘から五竜岳までの主稜線は夏道が出ている。頂上直下の雪壁は最後の20mほどが特に急斜面。左端の鎖はほぼ露出している。

五竜山荘から唐松岳頂上山荘までもほとんど夏道が露出しているが、100m程度の雪斜面トラバースや、雪の残った急登箇所があるので状況・技量に合わせてアイゼン・ピッケルを使用する。雪庇が落ちかけた箇所の通過もあるので特に注意が必要。

頂上山荘から唐松岳まではほとんど積雪はなし。
八方尾根もつぼ足で下った。
難易度
Google Map
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感想コメント

シーズンの締めくくりに白馬岳主稜を計画していたのですが、相方が体調不良のため急きょ計画変更。前回敗退した五竜岳に登ることにしました。ついでに唐松岳まで縦走です。
厳冬期とは打って変わって締まった雪にポカポカ陽気で、景色も最高でした。

前回はとても登る気になれなかった白岳も今となってはただの長いトラバース斜面に…。
五竜山荘前のテン場も快適でした。
主稜線はほぼ完全に夏道が出ていて、頂上直下の雪壁は少々緊張したもののあっけなく山頂へ。とは言え、ようやくたどり着いた五竜岳の頂上でしばし景色を楽しみました。

五竜山荘から唐松岳頂上山荘までの縦走路もほぼ夏道が露出していて、一部でアイゼンを付けたのみでした。ただ、落ちかけた雪庇脇を通過する箇所もあって緊張しました。
牛首の岩稜も雪はまったくありません。

唐松岳への登り、八方尾根の下りもつぼ足で。ただし各自の判断で。

フォトギャラリー

登りだし。雪はたっぷり。

鹿島槍ヶ岳アップ。

五竜岳アップ。

白岳。

五竜山荘。

五竜岳までの主稜線。

頂上直下の雪壁。

五竜岳頂上。

鹿島槍ヶ岳方面。

唐松岳方面。

縦走路。

落ちる~~~っ。

鎖場は雪なし。

唐松岳。

頂上!

白馬三山方面。

振り返り。五竜岳方面。

八方尾根下り。丸山を見上げる。

八方池は雪の下。

木道階段出てます。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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