久しぶりのドキドキ鎖場☆上州・子持山
- 投稿者
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るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2015年04月24日 (金)~2015年04月24日 (金)
- メンバー
- 友人一名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 5号橋駐車場(80分)獅子岩(30分)柳木ヶ峰(15分)子持山山頂(10分)
柳木ヶ峰(20分)牛十二(20分)浅間山(45分)5号橋
- コース状況
- ・獅子岩に鎖がと鉄梯子、獅子岩から山頂までの岩場にはロープがかけられています。特に下りは慎重に。
・柳木ヶ峰から牛十二へ至る道は始めの方はかなりの急坂になっています。
- 難易度
感想コメント
3月に武尊山へ登った時に不思議な形の山を発見。私が思うにn(エヌ)の文字のような形をしており印象に残っていましたが、その山の名前を知るのにさほど時間はかかりませんでした。偶然にも最近登ったという常連のお客様がいて、聞けば鎖場もありなかなかの登り応えというのでさらに興味が湧きました。山の名前は『子持山』。子を抱いているように見えるからだそうですが、その子の名は獅子岩、マグマが固まってできた険しい奇岩で、子持という名前から受ける優しい印象とは全く違います。久しぶりに岩にも触れたかったので早速行ってまいりました。
谷川からの激しい雪解け水が流れる利根川の西に聳える子持山は、登山道が渋川側に一つしかないので沼田から南下しなくてはなりません。登山口へ辿り着く前に子持神社があり、ここは隠れたパワースポットでもあるそうです。駐車場は5、6、7号橋にそれぞれあり、一番距離の長いコースの5号橋からスタートしました。小さな沢の中の道をもくもくと歩いていると、パワースポットだけあって不思議と神聖な気持ちになります。杉林を抜け、落ち葉の溜まった明るい道を登り詰めると、やがて木々の向こうに怪しい岩陰が見え隠れし始め、獅子岩の基部に着きます。道を右に取ると一般道ですが、左へ行ってみるとクライマーたちがちょうど取付いている所でした。やはり奇岩は登攀意欲をそそるのでしょうね。
戻って一般道から獅子岩を目指します。こちらもなかなかの高度感です。特に下りはドキドキしてしまいました。獅子岩を登り終えほっとして山頂を目指しますが、こちらも岩の道なので油断できません。お腹ぺこぺこで辿り着いた山頂からは春霞の中、自慢の裾野を広げた赤城山と、まだ雪を抱いた尾瀬の至仏山と燧ケ岳が見えました。山頂も暖かだったので久しぶりに山ごはんを堪能しました。
下りは浅間山を経由するコース。下山とはいえ、浅間まではアップダウンの連続、後半の体にはちょっと
きつかったです。おかげで良いトレーニングになりましたが。。。
子持山はじめ群馬県は妙義山や荒船山など奇岩、珍岩の宝庫なので、今後もっと沢山の岩に触れてみたいです。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。