積丹に遊ぶ・余市川エコー沢・122点沢
- 投稿者
- 小山田 隆博
- 日程
- 2015年08月06日 (木)~2015年08月07日 (金)
- メンバー
- 小山田(サッポロファクトリー店)
枝中(GR札幌)
- 天候
- 6日:雨 7日:晴れ
- コースタイム
- 6日・・・エコー沢遡下降
林道終点(2時間10分)49点沢出合(40分)エコー沢出合(3時間)30mナメ滝(3時間)C1エコー沢出合
7日・・・122点沢遡下降
C1(1時間30分)122点沢出合(2時間)30m大滝(2時間30分)C1(3時間)林道終点
- コース状況
- エコー沢出合まで
1,2箇所ゴルジュがあるが、通常水位ならば腰まで浸かるくらいの渡渉もしくはワンポイントの泳ぎで突破可能。増水時は水流が強いので注意が必要。エコー沢出合手前のF1は左岸から簡単に巻ける。
エコー沢
出合から20分ほどは荒れた感じのゴーロだが、そこからはゴルジュに釜と小滝が連続し、非常に楽しめる。殆どは直答できるが中には手強い箇所もあり簡単ではない。一旦ゴーロになった後も再び小滝が現れ、30mのナメ滝までが楽しい。以後は稜線まで長い藪こぎとなるようだ。
余別川本流下の廊下~122点沢
下の廊下の下部は大きく崩壊しており、すっかり地形が変わっており自然の恐ろしさを感じる。今後さらに崩壊が進むと思われる。残りの部分も埋まった感じが有り通過はヘつって、ちょっと泳いで通過。122点沢は7~12m位の滝が断続的に出てくる。いずれも釜を持っているが近づくと直登できる滝も有りよく見極める必要がある。巻道もついているが所々泥壁と笹薮で悪い。核心部最後に出てくる30m大滝は一見の価値ある立派さ。
- 難易度
感想コメント
1年ぶりに積丹の余別川に行ってきました。初日は雨が時折降る中、予定通りエコー沢を遡下降。ゴルジュに小滝と釜が連続し、小振りだけど楽しく美しい渓相を堪能。
夜は時折雨が落ちるものの増水するほどでもなく、シュラフカバー一枚でぐっすり。
翌日は本流の『下の廊下』を通過して122点沢に行きました。前日と打って変わっての快晴でこの日は暑いくらいでした。下の廊下入口付近は大規模な崩壊があり地形が大きく変わっていました。これにはビックリ。去年の秋くらいの大雨かもしれませんが、これほどまで崩れるとは・・。中間部は相変わらずの美しさを持ったゴルジュが続き安心しましたが・・・・。
122点沢はあまり入渓者がいないようですが、滝がコンスタントに出てきて楽しめます。30m大滝も迫力があり、もっと登られて良い沢だと思います。
下りは暑い日差しのおかげで思う存分飛び込み泳ぎを楽しみながら下りました。余市川は札幌中心部から車で高速道路を使って2時間半ほどとアプローチも良く、手頃な難しさと楽しさそして渓相の美しさも備えておりオススメの沢です。
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