2015年末の南アルプス農鳥岳
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年12月28日 (月)~2015年12月30日 (水)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 1日目:奈良田→(200分)→大門沢小屋
2日目:大門沢小屋→(230分)→大門沢下降点→(90分)→農鳥岳→(180分)→大門沢小屋
3日目:大門沢小屋→(180分)→奈良田
- コース状況
- ・しっかりした積雪は大門沢小屋上部から。やはりこの時期にしては雪は少なめです。
・稜線から二重山稜が続きます。視界が悪い悪天時は道迷いに注意を。
- 難易度
感想コメント
積雪期の南アルプスの主稜線を目指すのに一番のネックは長~~いアプローチ。
とくに3000mの主要な山のほとんどが、一日がかりで林道や河原を歩いて登山口にアプローチしなければならず、予備日を含めて3泊以上の日程確保が必要となりお休みが限られた身としてはかなりハードルが高い…。
そんな中、比較的アプローチがしやすいのが、奈良田から登る農鳥岳です。
通常は白峰三山の縦走下降路に利用されるルートですが、
静岡から3時間かからずアクセスでき、冬季開放している大門沢小屋(感謝!)を利用すれば重たいテントなど冬季幕営道具を背負わずに済みます。とはいえ、積雪が多くなると大門沢小屋から頂上まで一日でピストンするのはかなり厳しくなりますので、小屋利用であれば初冬や、トレースが期待できる年末年始、積雪が安定してくる残雪期が比較的登頂しやすい時期になると思います。(当然ツェルトなどビバーク装備は必須です!)
今回は天候、積雪にも恵まれ気持ちの良い山旅ができました。皆様も是非どうぞ。
4年前に当社スタッフの伊藤が同じルートを登っています。
こちらは冬季ルートについてなど、詳しい記述がありますのでこちらも併せてご覧ください。
『農鳥岳初冬 ~ 雪化粧の大門沢を辿る (南アルプス)』
(ちなみに今回山行中にばったり遭遇!お互いビックリしました!)
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。