大分県@湯布院「由布岳」~霧氷をくぐって御鉢巡り~

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投稿者
秋山 克史
日程
2016年03月10日 (木)~2016年03月10日 (木)
メンバー
秋山,井上(トリアス店)
天候
☁ 6℃
コースタイム
■歩行時間[4時間35分]
南登山口(10分)分岐ベンチ(100分)マタエ(20分)西峰(55分)東峰(10分)日向岳分岐(90分)南登山口
コース状況
※16年4月に発生した熊本地震の影響により、現在地元自治体から由布岳への登山自粛が呼びかけられています。

1週間ほど最高気温15度前後の日が続いたため、積雪はすでにありません。風も穏やかで、マタエの鞍部まで非常に快適な登山が楽しめました。御鉢は風が強く吹く瞬間があり、また岩が凍結している箇所もあるため通過には注意が必要です。
岩場に不慣れな方は無理をなさらないように。
難易度
Google Map
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感想コメント

三寒四温の文字そのままに春に向かう今日この頃、
その三寒のちょうどはじまりに大分県の由布岳に出かけました。
山に何もない季節などないのですが、どちらかと言えば話題に乏しいこの時期に、由布岳の穏やかな山容に似合わない、スリリングなルートが評判の御鉢めぐりに初めて挑むわけですが、何かもう一つくらい見どころはないものだろうか...と考えていたところ、ちょうど前日にまとまった雨が降り...
そう!この季節、平地の雨は山ではただの雨ではないということを思い出しました。
この天気に加えてもし夜の間によく風が吹いていてくれれば、山頂を覆う雲が枝に張り付いて、真っ白な花を咲かせているに違いない。霧氷の出番です!9日の予定を10日にずらした甲斐があった!

湯布院のインターチェンジを抜け、トイレ休憩の道の駅から見上げれば、由布岳のチャーミングなネコ耳双耳峰のその斜面が白く光るのが見えました!素晴らしい。かすかな輝きも、間近で見れば迫力十分です!
山頂付近では例に漏れず強風にあおられましたが、それもこの霧氷を育む大事な要素と思えばありがたく思えてきます。気温もなかなか上がらず、体感温度はマイナス。でも霧氷を最後まで楽しむことができ、この日ばかりは太陽を隠す雲にも感謝感謝の一日でした。

不安要素も見方を変えて楽しい登山に!
目指せ、ヤフオクドームのような全天候型ハイカー!

私はいささか興奮気味に、心にそう強く誓ったのでした。

フォトギャラリー

霧氷の名所!由布岳!

南側登山口から入山

最初の分岐です

ジグザグに登っていきます

受講が低くなると山頂が見えました

由布市街と奥にはくじゅう連山

山頂までもう少し

マタエは東峰と西峰の分岐です

左のギザギザを越えなければ西峰へはたどり着けません

岩場にレッツトライ

短いですが高度感抜群の、西峰ルート核心部

ここを抜ければあと少し

やった!西峰から東峰を見渡す。

樹氷をくぐって御鉢を周回します

こちら側もなかなかの難所続き

御鉢の縁は巨岩の連続

東峰から歩いてきたルートを振り返る

東峰川の分岐から日向岳方面に下ります

こちらも油断は禁物

裾野をゆっくり歩きます

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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