丹沢 小川谷廊下 ~沢登り始めました3 西丹沢の美渓を行く~

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投稿者
大島 幸
横浜西口店 店舗詳細をみる
日程
2016年05月12日 (木)~2016年05月12日 (木)
メンバー
山仲間5人
天候
晴れ
コースタイム
駐車スペース(5分)入渓点(35分)F2(130分)大岩(35分)石棚ゴルジュ(65分)石棚(115分)壊れた堰(15分)脱渓(60分)駐車スペース 途中、休憩を含んでいます。
コース状況
・林道から沢へ降りる斜面は脆い。メンバーによってはザイルが欲しい。
・水量は大部多い。水温は積極的に泳ぐにはまだ寒い。
・F2は残置物なし。ほぼ例年の遡行情報通り。
・30mの他に 10mのサブザイルがあると便利。
難易度
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感想コメント

さぁ、今年も沢登りの時期になりましたよ!
そして、私の今年の沢始めは…なんと『小川谷廊下』!

西丹沢の美渓で知られ人気高い沢を丹沢をホームとする沢屋のYさんをリーダーに
総勢6人で楽しんできました!

駐車スペースに通じる林道は夏期にはゲート閉鎖され
玄倉から二時間近く歩かなくてはならなくなります。

沢屋曰く 舗装された林道を二時間も歩けるか。

との事で ちょっと早いですが この時期に入渓となりました。

林道奥にトイレがあり、その先が駐車スペースとなっていて
そこに車を置き少し戻り沢へと下ります。(駐車可能台数は少ない)
下りの斜面はあまり良くないので注意が必要です。

入渓からわずかで沢幅が狭まり滝が現れます。
F1は右から登り、F2 CS滝も右から行きます。
残置物がある時もあるようですが残置は一切ありませんでした。


F3 6mはやや手前を右から。2段2mx5mは上段水量が多く滝左から迂回。
左岸からワナバ沢が入ってくるとゴルジュになり
小滝をいくつか快適に通過し 大岩は残置されていたロープを使用。
フェルトでも気を抜くと滑って降られるので注意。ゴム底は特に滑る。

上が小さな砂地なのでここで一息。

大コバ沢の手前の4m滝は左から。
水量が多いと落ち口が流れで足を持っていかれそうになります。

石棚は直登は無理なので 右岸石塔を左側ルンゼ状から登ります。
高度感があるのでザイル使用がいいでしょう。
キレイな釜のスライダー状滝を足元に見送り 沢に戻る。

一旦開けて明るくノンビリとしたら再び 小さなゴルジュ
小さな滝を登ったり巻いたりしながら進み

最後の8m滝。ここは難しく登るなら滝左側。ただし上部手掛かりが薄い。
左から階段状に登り巻けます。登るとすぐ先に左が崩壊した堰があり
その上流 開けた河原で適当なところで遡行終了し右岸の林道へ移ります。

この先から蛭に注意!!

大デッチ沢上部で道が崩落しているので慎重に通過。
その後も滑りやすい足元に注意を払いながら駐車スペースを目指します。
道ははっきりとしているので脱渓から60分ほどで戻ってこれるでしょう。


ずぅっと行ってみたかった『小川谷』少し水量が多かったですが天気にも恵まれて
楽しく遡行することが出来ました。行けてよかった。

西丹沢の沢は比較的蛭が少ないのですが ここは入渓者が多いためか
蛭に出会います。4匹ほどたかられましたが 実害はなし。
時々、チェックして被害を免れましょう。入りと出の時には蛭避けを!

フォトギャラリー

F2 CS滝 流れの中に手掛かりを探します。

駐車スペース。ここは蛭に注意。

林道から沢へ下ります。慎重に。そして沢に降りたら蛭チェックを!!

F1 さぁ楽しい時の始まりだ!!

2段滝。通常は流れを行きますが水量が多いため迂回。

安全の為にトップがザイルを出す。3人以上ならタイブロックなどある便利。

あ、蛭がいた。こんにちは。元気そうで何よりです。

大岩。流芯は勢いがあるため今日は無理。

残置を使わせてもらいました。滑ります。

前日、雨が少し降ったので緑がきれいですね

水量が多い。落ち口で水に持っていかれないように注意しました。

右壁登攀中。浸かり気味にサブリーダーが確保。

太陽があたたかい

突っ張りで登るところだけど水量が多いのでパス。

石棚に到着。

左側の壁を登ります。難しくはないけど高さがあるので確保

石棚を抜けると 優しい雰囲気に

最後の滝。大体の人が左から巻き。

壊れた堰。

良く踏まれた道。高速道路ですね。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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