奈良県大峰山脈・モジキ谷~クロモジ尾根

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
伊藤 博人
日程
2016年06月27日 (月)~
メンバー
奈良ファミリー近鉄百貨店奈良店 増田
京都店 伊藤
天候
晴れ
コースタイム
モジキ谷入口(駐車地)→(10分)→入渓点→(160分)→大滝直下→(100分)→稜線→(10分)→稲村ヶ岳→(10分)→クロモジ尾根分岐→(90分)→クロモジ尾根入口→(40分)→国道出合→(50分)→モジキ谷入口
コース状況
大滝までは巻道の踏み跡がはっきりと残っている。
大滝の巻道はわかりにくい。
稲村ヶ岳への詰めは小さな滝が連続する急激な登り。稜線直下は小さな滝に行く手を阻まれるが、よく見ると巻道あり。
小滝はそれほど難しくない。
大滝の巻は直進する谷の左岸にフィックスロープが垂れ下がっている。
一旦上がってからのトラバースが高度感があり慎重に行動。
稜線への詰めは傾斜が強く落石や滑落に注意。シカのけもの道を利用すると案外足元が安定する。

クロモジ尾根は歩く人が多くなったのか踏み跡がはっきりしてきた。
途中にある分岐の目印(ビニールひものぼんぼり)は無視して尾根沿いを下降。
今回目印から斜面を下りましたが結局尾根沿いの道に戻りました。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

シカは偉大です。

大滝の巻き方がわからず(研究不足)ウロウロしてしまいました。ここで役に立ったのがシカ道。
笹薮の中にうっすらと踏み跡があり、かなり大回りでしたが無事にモジキ谷に戻ることができました。
稜線の詰めでも10mほどの滝に行く手を阻まれましたが、左後ろの斜面にある踏み跡をたどると大回りでしたが滝の上部に出ました。
稜線直下の滑りやすい草付もシカの踏み跡をたどると意外と足元が安定しました。
野生動物は偉大です。クライミングできなくてもちゃんと難所を巻いています。

初級者向けの沢となめてかかって研究不足。肝心なところで進み方がわからず苦労しました。
それでも美しいナメや登りやすい滝、美しい森と大峰山脈を満喫できました。

フォトギャラリー

沢は楽し

最初は穏やか

ゆったりとした流れの中滝をのんびり眺める

他の沢と違った風景

ゴルジュ。右側に巻あり

まだまだ余裕

水温が高ければ飛び込む。

天然ジャグジー。でも冷たい。

泳ぎたくなる渕がいっぱい

小滝

まだまだ穏やか

だんだん切り立ってきた

だんだん傾斜が強くなってきた

そして大滝。

右側の谷の右側にフィックス。フィックスを登りその後この谷の先に降り、谷を渡って左の斜面へ・・・が巻きの手順らしい・・・

大滝の巻に失敗。でもシカのおかげでモジキ谷へらくらく再入渓

最後の詰め。うっすら踏み跡が。沢や?シカ?両方?

稲村名物シャクナゲ地獄

クロモジ尾根の途中にあるマーク。下から上を見ました。この分岐は無視して尾根沿いを下降した方がいいです。

クロモジ尾根の出口。何回目だろう・・・

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部