幻の生籐山~厚化粧の雪尾根を往く~(山梨県)

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投稿者
浅見 直紀
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日程
2017年01月13日 (金)~2017年01月13日 (金)
メンバー
Aの会幹部連中
天候
晴れ
コースタイム
井戸登山口→(110分)→三国山→(110分)→山の神→(80分)→自然公園センター
コース状況
登山口と下山口直後以外は終始雪道。アイゼン持参をお勧めします
難易度
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感想コメント

もともとは笹尾根を往くつもりだった。数馬の湯に降りて一風呂浴び・・・的な計画だったが、数々の困難を目の前にし、生籐山から陣馬山へ下ることにしたのだ。会長にもご納得頂き、現地で急遽変更に。なお、今回はAの会幹部連中の中でも比較的制御役を担う(と思われる)人物が体調不良でお休みのため、色々と必死過ぎて写真を幾枚か取り忘れたのでご了承下さいませませ。

JR上野原駅でバスに乗り込み、井戸登山口を目指す。既にパンフやらお菓子屋らでハシャイでいる。
終点の井戸で降りると、キンキンに冷えた空気と農家の直売所がお出迎え。さぁ靴紐を締めて出発・・・って居ない?直売所にホイホイ直行して、味噌を購入していた。農家の方も想定外だったみたいで、慌ててお釣りを取りに行ったくらいだ。お騒がせしました~

気を取り直して出発。車道の突き当りまで行って右へ行くと、軍刀利神社へ続く道がある。鳥居まで行って靴紐を締め、改めて出発。付近の家の犬に文字通り飛び上がる程驚かされたので、ハシャギ様は最高潮に達した。会長などは「出」となった程だ。人って本当に驚くとあぁなるんですね。

神社と言っても、本宮は尾根の上らしいので分社らしいのだが、それでも立派な社だった。この時既に道は雪に覆われていた。神社を過ぎ、いよいよ道は雪に。ここでの最深は足首までくらい。前回の竜ヶ岳が身を切るような寒さだったせいか、あまり寒く感じない。何回か九十九に折れて、日が出始めたころ、尾根に出た。尾根は想定以上に雪があり、アイゼンは必要ないにしても歩きにくいことこの上ない。

で、夢中で歩くこと暫し。三国山に到着した。ベンチで食物を補給して、出発。尾根上でここが一番眺めが良いので、少し長めに滞在した。あ、洒落っぽいけど不本意だな。

いよいよ生籐山へ。下って、すぐ・・・ってあれ?看板が逆方向指して立ってる?

そう。巻いていたのだ。いつの間にか巻いていたのだ。あまりの衝撃にもう一回。巻いていたのだぁ!!

油断した。巻き道が存在しているとは思わず、道なりに行けば良いだろうと。試しに少し戻ってみるも、山頂と思しき場所は何処かへと消え去った。GPSは確かにそこを指していたのに、何もない。ばんなそかな・・。

その衝撃ゆえか、足取りは思うように進まず、終いには「え?何か言った?」とか幻聴まで聞こえ出す始末。最初は空耳ぃ~とか言ってたけど、私も聞こえた!

そんなこんなで進むも、最深で膝近くまでズッポリハマったりして、本当に遅々として進まない。時間的な制約もあって、途中の尾根から下山することに。雪が解けてぬかるんでいたり、山にしては珍しく(?)竹林になったり色々あったが、雪に覆われていた今までの道に比べたら平和そのもので、若干眠気が来てしまう程だった。

こんな感じで終わり、結果、山頂としては三国山しか踏んでいないことに!よくよく考えてみたらコレが今年初の登山なんですが!?

今度リベンジしに行かねばなるまいて・・・。

フォトギャラリー

キンキンに冷えてやがるぅ

「大将!(柚子味噌を)もう一本!」

轍が滑る~

階段を上がり・・・

軍刀利神社とハシャグ会長

神社付近は10cmくらい?

朝日よ、我に力をぉ

尾根。雪は最深で膝付近までありました

何か居そう

三国山が一番良い景色

下りに苦戦する会長と部下

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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