雲海と雪渓 春の雨飾山
- 投稿者
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るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2017年06月17日 (土)~2017年06月17日 (土)
- メンバー
- 友人一名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 雨飾高原キャンプ場(70分)荒菅沢(70分)笹平(20分)山頂(10分)笹平(25分)荒菅沢(60分)キャンプ場
- コース状況
- ・ブナ林はまだ半分雪に覆われており迷いやすいです。上を詰めず右に進路をとるようにしてください。ほとんどの人が間違えていました。
・荒菅沢は小規模雪崩が頻繁に発生します。上部を気にしつつ足元は滑落しないよう注意が必要です。不安な場合は軽アイゼン携行がおすすめです。
・駐車場にトイレ有り。土日は8時を過ぎると路駐となってしまいます。
・温泉は雨飾荘700円がおすすめ。ヤマサンカグッズ、手ぬぐい、バッジが入手可能。オリジナルビールやサイダーもあります。
- 難易度
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感想コメント
紅葉が有名な雨飾山、秋に行ったときは名前の通り雨に降られてしまったので、今度はお天気を見て再びチャレンジしてきました。今回は駐車場に着くまでが大変でした。寝不足のせいか、糸魚川を降りてからトンネルとヘアピンカーブの連続で、運転してるのに車酔いしてしまうという初体験をしました。
調子が出ないまま歩き出し、頭が暑さにやられてきた頃、残雪のブナ林の中でいつの間にか道を外していることに気が付きました。仕方ないから雪の上に腰を付いて一休み。気分が落ち着いたので、斜面を降りて下から見上げるとちゃんと道があるではありませんか。人が多い山でも残雪期や濃霧時は気を付けねば。
ようやくいつものペースを取り戻ししばらく進むと、本日の見所荒菅沢に到着。青空と急峻な岩峰、そして白い雪。それだけ見れば絶景ですが、落石、落雪ゴロゴロ危険地帯、道は雪の斜面のトラバース…気が抜けない。慎重かつ素早く通過しました。その後はずっと急な岩場を登り、しかも風が無いので暑くてたまりません。他の登山者もかなり参っているようでした。
最後の梯子を越えると景色は一変。お花畑と雲に浮かぶ北アルプス。長野県境まで来るとやっぱり違うなあ。山頂に出るとさらに遠くまで見えました。朝日、白馬、五竜、鹿島槍ははっきりわかったのですが、それより奥の山は何となくで、たぶんあれが槍だろうということにしました。一緒に行った友人は山は山、どれも同じ山!と言いました。確かに高くても低くても山に優劣などないし、すべて等しく尊い山なんだよなあと妙に納得しました。
下山後は雨飾荘で汗を流しました。綺麗な宿でお土産も豊富なのでおすすめです。すっきりしたはずなのにまたトンネルとカーブで酔ってしまいました。次回は酔い止め必携となりそうです。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。