北岳へテント泊 #Day2

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投稿者
佐野 原生
川崎ダイス店 店舗詳細をみる
日程
2017年07月26日 (水)~2017年07月27日 (木)
メンバー
単独
天候
曇/晴れ
コースタイム
北岳山荘→八本歯コル(1時間)→大樺沢(30分)→仮設バイオトイレ(30分)→広河原山荘(1時間半)
コース状況
八本歯コルより先、大樺沢の雪渓の残雪量多し。6本歯以上のアイゼンは要必要。
難易度
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感想コメント

北岳山荘にてテントで一夜明かし、今日は広河原へ下山するのみ。

朝の気温は10度くらい、インサレーションを着込みます。

起床後は山荘で知人の山荘スタッフと一緒にコーヒー飲みながら雑談したり、ゆっくりした朝を過ごしました。その後はテントを撤収し9時半から下山開始。

北岳山荘のテント場から直で八本歯コルへ向かう場合、標札前の分岐が若干分かり辛いので要注意です。

分岐を通過すると八本歯コルへ向かうガレ場がしばらく続きます。岩にスプレーでマーキングがされていますが、視界が悪い時は見落としがちになるので、ここのエリアが足元を良く見ながら注意しながら通過します。

斜度のエグイ丸太のハシゴをいくつか通過すると大樺沢に出ます。沢沿いに出ると、目で見える範囲内、数十メーター先が真っ白!

そう、今年は雪渓の残雪量が非常に多く、7月末になっても大樺沢の仮設トイレの箇所まで山道が雪渓で埋まっています。特に下りは6本歯の軽アイゼンでも少し怖いかなと思う瞬間があり、そう思ってた矢先、先を歩いていた男性の方が15mくらい滑り落ちて行き、、、怪我は無かったようなので良かったですが、久々に冷汗をかいてしまいました。

ヒヤヒヤしながら雪渓終わりまで歩き、そこからはペース上げてノンストップで広河原まで下山します。

丁度お昼時に広河原へ下山完了!

今回は、太陽が見え隠れし、途中で小雨がパラついたり、いかにも山の天気という中での山行でしたが、今年も北岳を楽しむ事ができました。


南アルプス登山バス 2017年運行スケジュール
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/hirogawara_Bus/2017hirogawara.htm

フォトギャラリー

早朝4時半、雲が多く朝日はおあずけになりましたが幻想的な風景に満足

今年で9年選手のアライテントのトレックライズ1、愛着があります

北岳山荘の水場は数年前から無料で提供されるようになりました。この標高ではとても貴重な水です、無駄遣いせずありがたく頂きましょう

八本場コルへ向かう最中に残雪からチラっと

南アルプスでもこのエリアでしか見れないミヤマムラサキ

キタダケソウのシーズンは終わり葉のみ

八本歯コルと山頂との分岐点

ここからガレ場が続きます

視界が悪い時は迷い易く要注意箇所

八本歯コルの名物のハシゴ、続きます

またハシゴ

またまたハシゴ

しつこいハシゴを下りきると大樺沢に出ます、何やら先が白い

7月末でも雪渓の残雪量が非常に多く、下りは6本爪以上のアイゼンが要必要

仮設バイオトイレから夏道にそれて

まさに南アルプスの天然水

何回通っていてもここの道は苦手、木道がツルツル滑ります

ここを下れば広河原に到着

広河原山荘で頂いた甲州名物クリスタルポークを使用したカツカレー、甘味のある豚肉がとても美味です

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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