平湯エリア アカンダナ山BC
- 投稿者
-
林 勇樹
大丸福岡天神店
- 日程
- 2018年02月02日 (金)~2018年02月02日 (金)
- メンバー
- 林
- 天候
- 晴れのち雪
- コースタイム
- 158号平湯ゲート(60分)アカンダナ山分岐(60分)シュートボトム(40分)鞍部(30分)ドロップポイント(20分)平湯ゲート
- コース状況
- シュート内は前日からの新雪と旧雪層との結合がいまいち。
アカンダナ山上部は密林・急斜面でシール登高技術を要す。
- 難易度
感想コメント
アカンダナ山は山頂から下方に向かって複数のシュートが確認でき、それぞれが冬場は滑走の対象となります。
スタートは前日の安房山と同じく平湯ゲート。途中から国道と分かれ、アカンダナ山方面へ沢筋を進み高度を稼いでいくと、アカンダナ山東端のシュートに直面します。下から見上げるシュートは圧巻です。
シュートを直登したい気に駆られますが、急傾斜であるのと雪崩の危険性もはらむため、左岸の樹林帯をジグを切りながら登っていきます。開けた斜面を探しながら100mほど登ると山頂東面の鞍部に到着し、やっと一息。
山頂は鞍部から100m程登れば着きますが、この100mが鬼門。針葉樹林の密林で満足な登高ができず、前回登った時も1時間近く右往左往しました。
今回は昼から予定があったので、登頂はパスし、シュート滑走目的にトラバースしていきます。
結局トラバースさえもそうとう難儀し、やっとの思いで到着。
陽が当たってだいぶ雪が重くなってきた感があり、早く滑ろうと板を斜面に踏み入れた途端、板の先から裂が入り破断、小規模ではありますが雪崩を誘発しました。
規模としては足元を軽くすくわれる程度だったので無事に済みましたが、破断面がより深い層だったとするとゾッとします。
残念ながら今回は良い雪質の滑走とはいかず、滑り面の露出した硬い面での滑走になってはしまいましたが、安全第一、怪我無く下山できてよかったです。
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