絶景の唐松岳

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
酒井 健
さいか屋藤沢店 店舗詳細をみる
日程
2018年03月27日 (火)~
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
八方池山荘<45分>八方池ケルン<60分>丸山ケルン<70分>山頂<50分>丸山ケルン<35分>八方池ケルン<25分>八方池山荘
コース状況
午前中は雪の締まりもいいが午後になってくるとグズグズになってきて下りの時に少しやっかいです。ルート上に危険な所はほとんどありませんが、山頂直下にあるほんの少しのトラーバースは片側の切れ落ちが恐怖心を持たせるかもしれません。道幅が狭いので下ってくる人とのすれ違いは譲り合って。ルートのほとんどが遮るものがなにもない開けた稜線歩きなだけに視界不良時、また視界は良くても強風時には危険度が増します。ただその条件さえ整えば比較的挑戦しやすい雪山だと思います。リフトで一気に高度を稼ぐことができるのも魅力。ただし最終のリフトに乗り遅れないように注意してください。
所々大きく穴の開いた場所がありました。はまらないように気を付けてください。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

先日の西穂独標のリベンジ!とばかりに唐松岳に向かう。

今日は朝から抜群の天気。
ゴンドラアダム、アルペンクワッド、グラートクワッドを乗り継ぎ(往復2900円)スタートの八方池山荘へ。

来た!!青空に突き抜ける真っ白な稜線。この稜線をひたすら登りつめるのだ。

早速アイゼンとストックでスタート。まだ午前中だからか雪質は程よい締まり感で時々踏み抜きはあるもののスノーシューやワカンではなく前爪のあるアイゼンが歩きやすい。シールを付けたバックカントリーの人も多い。最初は体を慣らしつつゆっくりと登っていく。今日は本当にいい天気だ。おまけにほぼ無風。寒くない、いやかなり暑い。日差しが強くどんどん汗をかいてくる。結局ベースレイヤーとファイントラックのニュウモラップという軽装で登っていく。
第一ケルン、八方山ケルン、第二ケルンと次々に現れるケルンを目印に登っていくのだが、とにかく、ひたすら、黙々と白い斜面を登らなくてはならない。両サイドに広がる山並み、正面に広がる青い空、振りむけば遥か眼下に広がる街並み。素晴らしい景色に励まされはするがこのひたすらの登りは意外にキツイ。丸山ケルンを越えひと登りするとようやく唐松岳の山頂が見えてきた。あそこか?なんと?まだまだ遠いのぉ、、、
唐松岳頂上山荘でピッケルにチェンジ。最後の急登を攻める!左斜面に滑落しないように慎重に山肌を進む。
ついに山頂到着!!
360度遮るものの無い大展望!!!
どどーんとそびえる剱岳、五竜岳の奥には鹿島槍ヶ岳。そしてその奥の奥に小さく槍ヶ岳。街並みを挟んで妙高や焼岳、雨飾山もしっかり見える。不帰キレットの先に白馬岳。圧巻の景色だ。ずーーーーと見ていたい。やっぱり山はやめられない(笑)

そうは言っても登ったら下りなくてはならない。
後ろ髪をひかれつつ、このひたすら続くながーーい下りを下りる。午後には雪がグズグズになってきていて、滑る危険はないがいちいち埋まるので歩きにくい。何度も何度も振り返っては山並みを眺め、感動し、またひたすら下るのであった。

フォトギャラリー

本日快晴なり!

さぁ、スタート

振り向けば街並み

とんがっているのが白馬鑓ヶ岳、杓子岳に白馬岳。きれいに見えてます。

ギザギザは不帰キレット

こんにちわ。八方ケルンと申します。

今日は板を担いで登っている人もたくさんいました。

ひたすら登るんです。

いい写真(笑)

鹿島槍ヶ岳、五竜岳も見えてきました。

だだっぴろーーーーい。視界不良時は危険です。

ようやく唐松山頂が見えてきました。まだまだ先だーー

さっ、もうひと踏ん張り

五竜岳と山頂

どどーーーんと剱岳

こちらは妙高、火打、雨飾

不帰キレット いつか挑戦したい。

山荘方面

口コミを見てグリルこうやの焼きチーズカレーを食べに。美味しい!!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

さいか屋藤沢店 - 登山レポート

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部