甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根~北沢峠

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投稿者
丸茂 甲太
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日程
2018年08月29日 (水)~2018年08月30日 (木)
メンバー
ららぽーとTOKYO-BAY店 丸茂
天候
29日 晴れ時々くもり 30日 晴れ時々くもり
コースタイム
29日 尾白川渓谷(120分)笹の平分岐(200分)五合目(60分)七丈小屋
30日 七丈小屋(60分)八合目御来迎場(90分)甲斐駒ヶ岳山頂(60分)駒津峰(60分)仙水峠(90分)北沢峠
コース状況
○日本三大急登の1つである黒戸尾根は登山口から山頂まで標高差は約2200m。初日の七丈小屋まででも約1600mあります。その七丈小屋までは水場はありませんので、多めの水分を準備しましょう。
○小屋から山頂までの区間は、だんだんと岩場が出てきます。両手両足使って登るため、手袋があった方が良いです。ストックは使っていましたが岩場では畳んで登りました。
○早朝はフリースを着ました。山頂手前のハイマツ帯になると強風がきたのでゴアのレインウェアのジャケットを羽織りました。
○山頂から北沢峠方面へ下りると、白い砂が砂利のように登山道にあり、非常に足元滑るためストックを使うと楽に下れます。
難易度
Google Map
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感想コメント

甲斐駒ヶ岳に登ってきました。
黒戸尾根は初めてです。
標高差がありかなりハードな登山道です。
前から興味があったので行ってみることに
しました。

初日は七丈小屋まで。
出だしから「熊注意」「蜂注意」
の看板を見つつ、蜂がいる箇所は素早く
通過しました。
序盤は体の調子も良く、この標高差でも
いけるな、と思いました。

笹の平分岐で、もうけっこう登ったな、と
思い地図を見てみるとまだまだ半分以下。
途中急登だけでなく平らな道も多く出てきます。
標高差だけでなく距離もある、思い知らされました。

晴れたり曇ったりで、天気はコロコロ変化します。
暑くて持参した飲み物3リットルの内2リットル飲み干しました。
時々下山するトレランの方と会います。颯爽と
駆け抜けていく横で苦汁をなめる顔でこちらは
登っていきます。

五合目でいったん下り坂になります。
広場があり、少し下ると祠がある場所に出ます。
その右側に長い梯子が出てきます。
この先は梯子・クサリが多く手袋を出しました。
登山口から6時間半、ようやく今夜泊まる
七丈小屋に到着しました。

小屋の食事はエビフライがとても美味しくて、
さらにカレーはおかわり自由と大満足でした。
宿泊者の中に東北の山の小屋番の方も
いて、話していたら行きたくなってきました。
20時消灯でした。

翌朝、5時朝食、5時30分に出発です。
山頂を見るとガスがかかっています。
ガスが流れることを期待しながら
登ります。はじめは思ったほど風も強くなくて
レインウェアのジャケットは閉まってました。
上の方は風が出てきて体が冷えそうになったので
早めにジャケットを着用。

山頂手前でガスが取れて、山頂の祠が見えました。
あともうすぐです。一旦北沢峠との分岐に出ます。
ここは風の通り道ですごい風の強さでした。
ここから少し登ると山頂です。
山頂からは360度の大パノラマ・・とはいきませんでしたが、時折景色を見せてくれます。
ガスがかかったり取れたりを繰り返し、
目まぐるしい変化でした。
ガスがかかるのは嫌なものですが取れた瞬間は感動ものなのでこの感動もガスのおかげかな、と思います。

下山は駒津峰にまず向かいます。
登り返しが意外とキツかったです。
この頃にはだいぶ足にもきていました。
下山途中の仙水小屋のあたりに沢が流れていました。
そこで顔を洗い(めっちゃ冷たい水)気分も
リフレッシュ。気持ちも新たに北沢峠を目指しました。

北沢峠ではバスの待合所があって、そこで待ちました。
バスの本数は少ないのでご注意下さい。
広河原で下車してまたバスに乗ります。
芦安で下車して日帰り温泉に立ち寄りました。

フォトギャラリー

甲斐駒ヶ岳山頂!

登山口の尾白川渓谷を出発~

むむっ!ポイズンリムーバー持参しました。

いつものアミノバイタルでエネルギー補給

刃渡り。気を付けて渡りました。

八ヶ岳は雲の中・・・

今日の宿、七丈小屋到着

夕食はコチラ♪宿泊者はほぼ満員でした。

2日目の朝、朝焼けと共に歩く。

雲海がお見事

甲斐駒といえば剣。

こちらにも剣。

山頂到着です!

ガスが一瞬取れた‼

鋸岳方面。上級者向けの険しいルート。

白砂を軽快に下る

今回のベストショット

下から見てもカッコいい

ようやく北沢峠到着。くたびれました(^_^;)

芦安の白峰会館にて温泉後に遅めのランチ。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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