ひとりでトコトコ山行脚 武尊山(群馬県 1916.5m)編
- 投稿者
-
渡部 嘉章
グランフロント大阪店
- 日程
- 2019年09月17日 (火)~
- メンバー
- 池袋西口店 渡部
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 裏見の滝駐車場>23分>林道終点>10分>登山口分岐>50分>手小屋沢分岐>50分>鎖場基点>30分>武尊山(沖武尊)>25分>剣ヶ峰山>40分>武尊沢渡渉点>25分>登山口分岐>30分>裏見の滝駐車場
・裏見の滝観瀑周遊は約40分
- コース状況
- ・駐車場から林道終点までは車でも入れるなだらかな登り。林道終点に駐車スペースあり。
・分岐で武尊山か剣ヶ峰山か、どっちに登る選択できます。
・武尊山への登りは、徐々に急になっていく感じですが、手小屋沢分岐でいったんなだらかな道に変わります。休憩にちょうどいいと思います。
・山頂の少し手前からは鎖場が続きますが、急なので注意が必要です。鎖を使わなくてもクリアできますが、安全第一で通過してください。
・山頂は素晴らしい展望が望めます!
・剣ヶ峰山への下りはハイマツ帯の中をくぐり、何度かアップダウンを繰り返して剣ヶ峰山への分岐に辿りつきますが、登りは急坂ですので、ゆっくり登りましょう。
・剣ヶ峰山から武尊沢までは悪路が続きます。段差の高い岩場や濡れた木の根が多く、地面も滑りやすい地質なので注意が必要です。結構長いので慎重に下りましょう。
・武尊沢を渡ると傾斜もゆるくなり歩きやすくなります。
・手洗いは裏見の滝駐車場にあります。
・手前にあるキャンプ場で大体のものは手に入ります(割高ですが・・・)。登山バッチもここで購入できます。
- 難易度
感想コメント
・谷川岳か、武尊山か。2日目の行程も含め前夜に悩んだものの、谷川岳に決め、早朝に出発。好天に気分も上々でしたが、前方に山並みが見え始めると、山頂部がまったく見えない・・・。
・高速を下り、道の駅で一悩み。晴れそうにない感じの雲だったので、谷川岳は紅葉の頃にとっておき、今回は武尊山に変更しました。
・駐車場近くには「裏見の滝」と言う名所があり、これも楽しみの一つ。林道終点まで車で入るのも考えましたが、時間もあったのでここから歩き始めることにしました。
・歩き始めてしばらく、「車が良かった・・・」と。結構一般車でも入れそうな路面で道幅もあり、歩いていて退屈してしまいました・・・。30分近く歩いて登山口に到着。
・まずはメインの武尊山へ向かいます。歩きやすい登り坂には花はあまりないものの、色んなキノコが生えており、ついついカメラを傾けてしまい、ずるずると時間だけが過ぎていきます。
・沢沿いを進み、徐々に沢から離れていくと徐々に傾斜もキツくなっていきます。雨上がりには結構滑りやすい地質なので、木の根も相まり歩きにくい・・・。
・手沢小屋分岐に着くと尾根歩きになり、傾斜は和らぎますので、一旦休憩を取ります。しかし、避難小屋が見当たらない・・・。地図で確認するとちょっと先にある様子。のぞいて見ようかと思いましたが、結構下ったところにあったので、即中止!先を進みます。
・緩やかになった登山道が岩に阻まれると、山頂手前の「連続する岩場」です。結構な岩場です!鎖なしでも通過できますが、初心者にはちょっとつらいかも・・・。岩場を3か所(4か所かも・・・。)通過すると山頂まであと少しです。
・山頂目前にして一気にガスが上がってしまい目の前が真っ白に・・・。「マジですか・・・。」と思いながらも、山頂では晴れることを祈りながら歩いていると、山頂手前で一気に晴れ、素晴らしい展望が広がり、思わず「よっしゃ~!!」とガッツポーズが出てしまいました!!
・休憩しながら展望を楽しんでいたら、徐々にガスが迫ってきます。谷川岳方面の山頂部は相変わらず見えないまま。まぁ、展望も楽しめたので、ガスがかかるタイミングで剣ヶ峰山に向けて出発します。
・急なハイマツ帯の下りを過ぎると、展望の良いアップダウンが続きます。前方の見通しが良いので、警戒に歩けますが、整備のためか、笹が刈り取られ一面に広がっているので滑る・・・。しかも、刈った当日なのでなお滑る・・・。
・徐々にガスが上がってくれて、剣ヶ峰山への分岐に着くころには上空に青空が見える!山頂で沖武尊からの全景が見れることを期待しながら急な登りを進みます。が、残念ながら晴れてはいるが、沖武尊から先の山頂部にはガスがかかったままでした・・・。
・剣ヶ峰山の山頂で粘る事、25分。微妙な感じでしたが、全景の展望は諦めて下山開始。分岐まで下って先に進むと、段差が大きく足場も悪く、木の根が多い滑りやすい地質の道が延々続きます・・・。悪いです!この道は!!ズボンの裾が汚れるのは諦め、コケ無いように注意して下ります。
・武尊沢の渡渉点まで来ると登山道の雰囲気が変わってきます。ここで一休みするのがいいと思います。冷たい沢の水で顔を洗ってリフレッシュ!!あとは登山口まで淡々と歩きます。
・思ったより長く感じた下りですが、途中で初めてタマゴタケを発見し、ここがテンションMAX!でした。(キノコ好きではなければスルーでしょうね・・・。)上空には青空が広がり、完全にハイキング気分になってしまいました。
・林道に出て、足早に駐車場へ向かい、もう一つの目的である「裏見の滝」へ向かいます。が、歩いていくと、どこもかしこも「通行止め」。仕方なく観瀑台に行くと、「上部崩落の可能性。落石の危険があるため、滝の裏側には行けません」。・・・。まぁ、迫力も景観もいいので構わないのですが、「裏見えない滝」でした。縁起はいいかもしれませんね。まっとうな気持ちで自然を楽しもうと思いました。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。