ふたりでトコトコ山行脚 谷川岳(群馬県 1977m)編
- 投稿者
-
渡部 嘉章
グランフロント大阪店
- 日程
- 2019年10月17日 (木)~
- メンバー
- 池袋西口店 渡部
グランフロント大阪店 鷲尾
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- ロープウェイ山頂駅>40分>天神山>50分>熊穴沢避難小屋>30分>天狗のたまり場>30分>ざんげ岩>10分>肩の小屋>10分>トマの耳>15分>オキの耳>15分>肩の小屋>80分>ラクダのコル>60分>樹林帯の中の道標>25分>登山口>5分>ベースプラザ
- コース状況
- ・ロープウェイ山頂駅~谷川岳は整備が行き届いていて歩きやすいです。ただし、山頂駅から天神山への登り始めの部分で、ベンチの横に赤旗が並んでいて踏み跡がありますが、ここはコースではないので間違えないように(私は間違え、メッチャ文句を言われました・・・。)
・西黒尾根の前半部は岩場の連続になります。鎖場は初心者には結構恐怖感が出るかもしれません。慎重に下ってください。また、一か所だけ旧コースがあり、通過はできますが足場は良くありません。ペンキの目印をしっかり確認して下ってください。(旧コースを通過しましたが、新コースを見落としました・・。2度目のお叱りを受けました・・・。)
・西黒尾根の後半は樹林帯の下りになります。勾配はさほど急ではありませんが、ガレているので、歩きにくい状態です。捻挫や転倒が無いよう注意して歩いてください。
・お手洗いはロープウェイ山頂駅と肩の小屋(¥100)にあります。
・水分はロープウェイ山頂駅しか確保できません。(肩の小屋売店が開いていれば可能)
- 難易度
感想コメント
・連休中2座目は谷川岳!大阪から参加のメンバーと駐車場にて合流。ロープウェイで天神平へ。時間があるので天神山経由を提案。そして強引に実行。そして文句を言われる・・・。何度も経験したおなじみのパターンだが、快晴の下では文句もあまり気になりません!最高の展望です!!
・天神山から谷川岳へ。遠目には黄色く色付いた登山道周辺の山肌がきれいに見えます!が、果たしてこれがMAX美しい谷川岳の紅葉なのか!?それでも登山を満喫しながら緩やかに登っていきます。
・熊穴沢避難小屋付近でいったん休憩。この山に来た事のある鷲尾氏に紅葉の状況を聞くも、「紅葉の時に来てないからわからん」と一蹴・・・。まぁ、それは仕方ないですな。
・徐々に登りがキツくなっていき、樹林帯を抜けます。すると一気に素晴らしい展望が広がります!一ノ倉岳の独特の山容が目を惹きます。青空、紅葉、涼風、展望。すべてが素晴らしい!!
・この日は気温が低い予報でしたが、微風快晴下の気温は17℃。汗ばむ陽気です。防寒対策は一昨日の日光白根山で経験した2℃の気温で万全でしたが必要なし!いやぁ~気持ちいい!!
・さすがに紅葉で有名、かつ人気の山だけあって平日でも登山者がたくさんいらっしゃいました。肩の小屋周辺は昼食を摂ったり休憩する方々で混雑していました。そのため、休憩は山頂付近でとることにして先を急ぎます。
・快晴のトマの耳に到着!ここもやはり人だかりです。何とか記念写真を撮り、そのままオキの耳へ。徐々に上がってきているガスが山頂を隠してしまわないか心配です・・・。何とかもってくれればいいのですが。
・祈りが通じたのか、晴天下のオキの耳に到着!!抜群の展望、写真を撮るのに順番待ちになるほどの人だかりでした。運よく休憩していたグループが移動した為、そこに陣取って食事の準備。徐々にガスってきていたのですぐにダウンジャケットを着用。温かいうどんを食べていると、気づけば辺りはガスって真っ白に・・・。さっきまで17℃だった気温は一気に6℃まで下がっていました。
・ガスった山頂にさっきまでの人影はなく、登頂してくる登山者も一気に減ってしまいました。なんで?まぁ、休憩も十分とったので下山開始です。今度はわたくしの希望をあっさり受け入れてくれ、西黒尾根コースを下ることに。どうやら岩場好きの鷲尾氏が気遣ってくれたようです。感謝!!
・ガスっていたのも肩の小屋までで、そこから下は展望バッチリ!!いい気分で下っていきます。前方の岩にペンキの矢印が見えてくると鎖場の連続になります。鷲尾氏の説明を受けてはいましたが、想像していたよりハードな印象でした。一応、しっかり慎重に行けば鎖を使わなくても下れますが、無理は禁物です。
・鎖場を下っていくと先行者がおられ、スペースで先を譲って頂いたものの、「あれっ!?コースは!?」となりました。鎖場を下ったのに・・・。よく見ると踏み跡はあるものの、登山道っぽくない。とりあえず慎重に通過し、しっかりした登山道に合流できました。どうやら新しく登山道を設定する前の道の様です。登りであれば間違えていないでしょうが、下りだと視野が狭くなってしまっていたのかも・・・。注意しましょう。
・で、この部分を通過する際、なんと雷鳥を発見!!谷川岳にもいるんですね~。びっくりしました。また、双耳峰の全景を見るべく休憩場所で粘っていると、運よくブロッケン現象にも遭遇!なにかツイてました!!ラッキーです。
・ラクダのコルまで下ってくると鎖場もあと少しです。慎重に行きましょう。ここで振り返ると双耳峰が美しいです。ここを越えると樹林帯に入っていくのでじっくり展望を楽しんでおきましょう!
・樹林帯に入ると足場があんまりよくない状態になっていました。浮石も多く、段差も微妙。しかも結構急な箇所もあるので、捻挫に気を付けて下ってください。
・ちょっとのんびりし過ぎたせいか、薄暮が迫ってきました。駐車場の営業時間も気になります。ロープウェイの下り最終は17時。ちょっと急いで下り、何とか明るいうちに登山口に到着しました。いや、メチャクチャ楽しい登山になりました。鷲尾様!ありがとうございました!!
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。