かおりんと行く秩父札所巡り⑦ 冬晴れの観音山で登り納め

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2019年12月25日 (水)~2019年12月25日 (水)
メンバー
おとな女子登山部 かおりん
天候
晴れ
コースタイム
西武秩父駅(バスで40分)栗尾バス停(55分)第三十一番・観音院(60分)観音山山頂(40分)観音院(15分)観音茶屋(30分)栗尾バス停
コース状況
・西武秩父駅から栗尾行きバスは1時間に1本程度。バス停から一番違いトイレはバス停から歩いて30分ほどの水子地蔵寺にあります。
・観音山、西奥の院ルート、牛首ルートは落ち葉で不明瞭、荒廃気味です。
難易度
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感想コメント

 クリスマスで賑わう年の瀬に、今年最後の札所巡りに出かけてきました。いつものように電車を乗り継ぎ秩父の町へ、車窓から見える景色は次第に白粉を施したようで長瀞辺りはすっかり雪景色。外は相当寒いんだろうなと覚悟していましたが、この日向かった小鹿野の町は日が差すと暖かく、風も穏やかでハイキングには快適な一日でした。

 西武秩父駅に降り立ちバスで向かうは、札所で最も西に位置する第三十一番・観音院、両神山に程近い山奥にあります。今まで電車でなんとか行けてましたが、今回は徒歩だけではかなり厳しいので流石にバスを使わせてもらいました。
 観音院は背後に観音山を従えた山寺。296段の石段を登った先に岩壁に守られるように鎮座しています。
滝や古代の地層など見所も多く、奥の院まで足を延ばせばプチ山水画のような雰囲気も味わえます。
 下山後は麓の観音茶屋でランチ予定だったので、奥の院のさらに先、観音山山頂まで歩いてお腹を空かせる作戦で行きました。段差のある木段に這いつくばり、つづら折りの杉林を進むとあっという間に山頂です。眼下には合角(かっかく)ダムのグリーンの湖面、見上げると両神山や二子山の名峰がずらり。お天気が良かったので雲取山や小鹿野から見るピラミダルな武甲山も。朝見た時の雪がまだべったり付いていたので、こちらと違って寒そうな装いでした。

 落ち葉に気をつけ慎重に下山した後はお待ちかね、観音茶屋で和風ランチ。うどんか蕎麦かかなり迷いましたが、巡礼旅ではまだ食していないうどんをチョイス、蕎麦と山芋を練って揚げた鬼ころりと共にいただきました。田舎のお婆ちゃん家のような居心地の良さに、お腹も心も満たされ大満足。名水で作った毘沙門氷も名物なので、暑い夏にはぜひいただいてみたいです。
 再び歩いて栗尾バス停へ。バスの中では私もかおりんもうつらうつら、目が覚めると夕日を浴びる雪化粧した武甲山が優しく見下ろしていました。

 今年の札所巡りはこれにて終了。来年はいよいよクライマックス、桜が咲く頃には無事結願できるかどうか、乞うご期待です。

フォトギャラリー

観音山山頂は眺望絶佳!

氷が張るほど寒い朝。秩父に冬がやってきた。

途中のたらちね観音付近の朱塗りの橋。たらちねだけに母の日には護摩焚きが催されるようです。

観音院到着。のっけから橋で期待が高まります。

仁王様と「アタックチャンス!」

存在感のあるお堂。お正月の準備中でした。

ちろちろ流れる清浄の滝。納経所の中にはこんこんと流れ落ちる写真が飾られてました。

源氏の武士が1km先まで矢を飛ばしたんだって。

右手のぽこっとしたピークの観音山を目指します。

段差がすごい。かおりんのお御足でもきついっす。

山頂からの景色。中央ピークはなみへ~さんが踏破した毘沙門山。形がヤバい。

落ち葉の舞い。今日は決まりました。

鎖もあるよ。

この時期は落ち葉がかなり厄介。

お堂に戻ってきました。この辺りからうどんか蕎麦か悩み始めました。

コウモリに襲われた観音山トンネル。

茶屋着きました。蕎麦かうどんかまだ悩む。

うどんにしました。鬼ころりを頬張るかおりん。秩父名物しゃくし菜炒めの小鉢も美味しかったです。

バス旅もいいね~。

白い武甲山も素敵ですね。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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