【沢】天国の滑大行沢~大東岳
- 投稿者
- なみへ~(おとな女子登山部)
- 日程
- 2020年10月23日 (金)~2020年10月24日 (土)
- メンバー
- 栃木のやまや Sさん
イオンモール東久留米店 小澤店長
- 天候
- 曇り/☔
- コースタイム
- 1日目:大東岳登山口駐車場-60分-入渓点(京渕沢手前)-120分-樋ノ沢避難小屋(泊)
2日目:樋ノ沢避難小屋-130分-稜線-藪漕ぎ60分-大東岳山頂-90分-樋ノ沢避難小屋-120分-大東岳登山口駐車場
遡行図はウォータウォーキング2 を参考にさせて戴きました。
- コース状況
- 大東岳登山口の駐車場は付近に3か所ありましたが真ん中の5台ほど駐車できるスペースに止めました。トイレなし、無料、登山ポストあり
その前後にもあります。一番奥の駐車スペース無料10台前後にはトイレあり、登山ポストなし/手前の秋保ビジターセンターhttps://akiusato.jp/visitor/
樋ノ沢避難小屋はトイレなし2階建て
遡行区間~大東岳まではトラバースしましたが地形図にない沢地形が数か所ありました。
破線ルートの稜線は沢のような登山道で、山頂直下は背の高い笹薮でした。
弥吉ころばしからの下山路もなかなかの急斜面で悪いので時間に余裕を持って行動しましょう。
個人的に、東北地方の低山を関東の整備された登山道と同じと考えないようにして計画を立てるようにしています^^ ちょっと難易度があがると想定して計画をたてましょう!整備されていない方が面白いけど時間はかかる、体力がいる!を念頭においてくださいね♪
- 難易度
感想コメント
沢にもっと行きたいなぁ、、、そんな願いをかなえていただきました。
前回の沢(なみへ~レポート書いてませんので同行者のレポート)から欲がでてしまった。http://www.kojitusanso.jp/tozan-report/detail/?fm=26664
天国の滑があるよ!というお話で計画を立てていただいた今回の沢。
この時期の東北の沢はちょっと寒いし冷たいし、だけど大好きな宮城!
名取川支流大行沢(おおなめさわ)って聞いたらもう行くしかない!沢といえば野営ですが、この時期なので避難小屋を利用させて頂くプランで計画しました。
泊まりで沢に入るのは初めてのなみへ~、装備チェックに大忙しです。
しかも時期が秋、しかも東北なので標高はさほど高くないですが色々悩み準備しました。
天国の滑床で有名なので難しい滝などはない様子。
夜は時間もありそうなので、お酒をできるだけ担いで上がります。
なみへ~はオスプレイのケストレル38リットルのザックに宿泊道具を防水パッキングし食料とお酒、沢登りの道具を詰めて完成です。
大東岳登山口から入渓点までは地形図をみながら進みます。
寒いのでゴルジュの先から入渓予定、登山道の京渕沢を過ぎた付近で沢に降りれそうな場所から入ります。しばらくはゴーロが続きましたが、滑床がでたら連続です!
時々岩魚が走るのを見ながら進みます、釣り竿を持つか迷ったのですが装備表になかったので今回はお預け。気持ちのいい滑沢を紅葉を楽しみながら進みました。
たっぷり楽しんだあと、今夜のお宿避難小屋が見えます。
共同装備はしっかり持って、個人装備はそぎ落としお酒に力をいれました。
夕飯は「きりたんぽ」朝ごはんはうどんだったのですがリーダーが全部準備し調理してくれました!しあわせ・・・☆彡
小屋で過ごすための着替えをそぎ落とし、薄手のダウンとウールの靴下しか着替えを持たなかったのですが全然大丈夫でした!小屋ではファイントラックのエバーブレスフォトンパンツで上の上半身はフラッドラッシュが乾いていたのでその上にダウンを着たり着なかったりして過ごします。ウールのソックスの替えはあってよかったです。
ホッカイロも持っていき使いましたが必要なかったです。
宴会は永遠と酒が尽きるまで続き9時前後に消灯、夜中に何度か獣?の足音が聞こえた気がします。トイレの時に出会わなくてよかった。
翌日はうどんをしっかり食べたあと、大東岳へ登る樋ノ沢を上部まで詰めました。
そこから大東岳のピークまで最短でトラバースしましたがちょっと思っていたより時間かかりました。トラバースの間に小さな沢地形がいくつもあり惑わされます。
GPSも活用し、この沢筋で間違いないのを確定し登山装備に着替えます。
破線ルートを大東岳にむかいますがなかなかの道でした。
山頂から樋ノ沢避難小屋までも急なガれ登山道で時間はコースタイム通りです。
土曜だったので昼の避難小屋は3名の登山客がいました。
デポした装備を回収し登山道(裏コース)で下山します。
初めての泊まり沢でしたが、先輩方のフォローのおかげでとても楽しい沢行でした!
登山(地図読み)体力、水辺、キャンプなどの要素がすべてつまった沢登り。
楽しくてやっぱり何度もおかわりしたい気分です。
ご一緒していただいた先輩方に感謝です!ありがとうございました。
以下、次への装備の参考に印ます。
【遡行中のウェア】
ファイントラック・フラッドラッシュジップネック&フラッドラッシュタイツ
ドライレイヤー ベーシック(やっぱりウォームがほしかった来期は買う)
エバーブレスフォトンジャケット(☔の時)渓流 ウールソックス フォレストワードローブ短パン 手袋、ラピッドラッシュ
【樋ノ沢避難小屋】(無人・トイレなし ・2階建て20名ほど)
エアマット・シュラフ ナンガオーロラ600(暑かった、イスカ450エアーでちょうどいい様子だったがもってないので)
トイレがないので携帯トイレ持参、虫などはいなく避難小屋も快適 夜中は獣の音がした
窓は2重になっており風が強くても隙間風は感じなかった。 積雪期用の扉あり
【夕飯メニュー】きりたんぽ つまみ各種 ビール500×2本 酒・ワインちょっと
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。