宝剣岳 西面 第二尾根
- 投稿者
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サイド 真博
名古屋栄店
- 日程
- 2021年01月14日 (木)~2021年01月14日 (木)
- メンバー
- 春日井店 サイド
他1名
- 天候
- 晴れ 強風
- コースタイム
- 千畳敷駅(45)宝剣山荘(15)B沢下降点(3:45)宝剣岳山頂(30)千畳敷駅
- コース状況
- 難易度
感想コメント
千畳敷ロープウェイからアプローチ1時間で標高2900mのミックスクライミングが楽しめる宝剣岳西面に行ってきました。
今回チョイスしたのは短いながらも山頂に直接突き上げる第二尾根。
始発のロープウェイで千畳敷へ上がり、膝下のラッセルで宝剣山荘へ。
第二尾根へはB沢を下りますが、B沢の中に小さな尾根があり、小さな尾根と第二尾根の間の沢を下りるのがおそらく正しいのですが、小さな尾根と天狗尾根の間の沢を下りてしまい、違う事に気付いて登り返し、時間を考慮し第二尾根の側面から取りつきました。
(日本登山体系の概念図には小さな尾根が描かれてます)
1P目 40m リード
尾根側面の良さげなところから取りつきます。
クラックを掘り起こしてカムやトライカムを決めながら尾根上まで。
2P目 35m フォロー
クラックを辿り上部リッジへ抜ける本日のハイライト。
粘りながらじわじわと高度を上げるパートナーを凍えながらビレイして、フォローで取りつきましたが中々登り応えのあるラインでした。
掻き出したクラック内の雪が強風で舞いあがって、顔中雪まみれになりながらジャミングやらトルキングやらハイステップやらをこなして上部リッジへ。
3P目 15m リード
細いリッジを慎重に歩き、一般道に合流。
ロープを畳み、荷物を置いてすぐそこの山頂へ。
がんばれば最終の1本前のロープウェイに乗れることが判明し、ダッシュで下山。
山頂からギアの片付け含め30分で千畳敷駅に着きました。
個人的に「プチ滝谷」と呼んでいる宝剣岳西面。
まだまだ面白そうなラインが沢山ありますのでまた来たいと思います!
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。